私の敬愛するアーティスト、おにぎり劇場さん。
うそ〜!!!というくらい精巧かつ可愛らしいおにぎりで素晴らしいアートを展開する新しいタイプのアーティストさんです。ほぼ毎日、この素晴らしいおにぎりたちを作る過程がインスタにアップされて、それを何度も何度も見てしまう。
食べ物の動画は見ているうちに自分で作ってみたくなるんだけれど、このおにぎり劇場さんに限っては、あまりに素晴らしくて自分で真似て作ったりするのは冒瀆にあたっちゃうんじゃないだろうか、っていうくらいの崇高さ?があると思うのです。第一、逆立ちしたって似たものは作れませぬ。
このおにぎりたちに心惹かれるのは私だけじゃないようで、大人気。カレンダーに続きとうとう本を出版なさいました。
日本の食文化は、西のフランス、東の日本という感じでちょっと世界でも追随を許さないレベルの高さだと思っています。美しい松花堂の盛りつけ、繊細極まりない和菓子、そして数々のお弁当。必ず食べ物に季節が反映されているのも大きな特徴だと思います。
日本に行った人たちは、味だけでなく目で楽しむことがおおきな度合いを占める日本の食生活にびっくりして帰ってきます。
西のフランスだと美しいお菓子。おにぎり劇場さんの他にもうひとり毎日夢中でインスタを見てしまう食べ物アーティストさんはフランス人ペストリーシェフ、
Amaury Guichon アモリー・ギションさん。
こんなものをチョコレートで作っちゃいます。
この間は「宝石箱」を作っていらっしゃいましたが、中のビロードのクッションや留め金、ヒンジ、すべてチョコレートで型をとって作られています。
日本ではまだあまり知られていないようですが、この若さで(1991年うまれ….)ラスベガスにご自分のペストリースクールを持ち、たくさんのセレブを顧客に持つ有名シェフ。ネトフリでは School og Chocolate という番組も。
アメリカでも目で楽しむケーキや食べ物がたくさん出てきましたが、ニューヨークで美しさ、美味しさで有名なお店のペストリーシェフというのはフランス人とアジア人、特に日本人が多い。
ニューヨークタイムスやニューヨーカーと言った出版物で「今人気の店」として取り上げられるケーキ店、5つのうちまず3つまでは日本人ペストリーシェフのものだと言うことに最近気づきました。
先月の誕生日、どこかにディナーに連れて行ってくれるという夫にディナーじゃなくてケーキをリクエスト。ニューヨークのケーキ店についてかなりのリサーチをしたのでその辺のお話はまた別の機会に書かせていただきたいと思います。
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