これを書いている時点で、日本ではちょうど除夜の鐘が響いている頃だ。こちらはまだ大晦日の午前10時。ここニュージャージーは、気温2度、今日も晴れ間の見えないどんよりの曇り空だ。
明日の月曜日は
New Year’s Day ニューイヤーズデー 元旦
でさすがに学校や官公庁はお休みだが、お店はどこも開いているし、郵便は来ないがアマゾンの配達は来るぞ。オンラインのアジア食材宅配業者の
Weee! ウィー!
も、さっき注文を入れたら明日、元旦になんの問題もなく配達とのこと。なんかさー、さあ新年だ、という気が引き締まる感のする日本のお正月がとっても懐かしいんですけど?せっかくのお正月なのに、多めにオーダーした魚やら肉を取り分けてジップロックで冷凍作業か。ふん。
マイ振り返り
まったく気分が盛り上がらない大晦日にお正月だけれど、私は日本人なので昨日から一生懸命今年の振り返りというのをやっている。大掃除は苦手だが、断捨離の方はけっこう進んだ。
Donations ドネーション 寄付
と太いマジックで書きなぐったダンボールにいらないものを入れていきながらの振り返り。
今年はこのブログを始め、自分勝手に好きなこと考えたこと見たことを書きなぐっているようなブログなのに毎日読んでくださって「面白かったです!」と言ってくれるありがたい読者さんも ガンガン増えてきた。感涙だ。
インスタは大好きだったけど(見るほうね)SNS発信なんか何もしたことなかった私がいきなり始めたブログは、私的には人生の大事件だった。
なんと雑誌ライターと校正デビュー
そのご縁で、なんと今年後半には「サライ」「Be-Pal」という日本のメジャーな雑誌にいくつか記事を掲載していただき、新年にも数個の記事の掲載と執筆が決まっておるのよ。冗談みたいな展開。以前は考えたこともなかった「書く」という行為が今年一年でガッツリと私の一部となったことに自分でも驚いている。
これ書かせてもらいました。
ニューヨーク在住じゃないけどそのへんはご愛嬌でユルシテm(_ _)m
そして、最近出版された、友人が翻訳したタイの小説の校正のお手伝い。これはまた私の新境地、というか、全く経験がなかったにも関わらずなんの躊躇もなく飛び込んでいける場所であったことに驚いた。
こちら👇がお手伝いをさせていただいた本「824 月明かりのロンド」だ。8人(7人と1匹)の24時間の物語。
現在アマゾンの東南アジア文学部門で1位をぶっちぎり中!書ききれないほどの感動をもらったこのお話と東南アジア文学については後日改めて。
人の書いた文章を咀嚼しながら、なにかベターな表現はあるだろうか、同じ言葉が違う翻訳をされてはいないか、この人の名前の表現はこれでいいのだろうかと、本当を言うと「校正」の仕事範囲を大きくはみ出して厚かましくいろんな指摘をさせていただいたわけだが、それは友人ということでその一つ一つをしっかりと受け止めてくれ、私のインプットを活かしてもらえた部分があったことの喜び。
元々自分に自信がない分、人のサポートで張り切る傾向がある。この校正というのは数だけは多く本を読んできた私が貢献できる
Calling コーリング 天職
なのかも!!??と独りよがりに喜んだという経験でもあった。
書くことの効用
アラ還にして自分が一体どんな人間だったのかが薄っすらと見えてきたのも「書く」という行為が大きかったように思う。一匹狼で、自己開示が死ぬほど苦手だった私がなんとか人と関わり、人とともに歩んでいくには、こうやって書くことで自分を知ってもらうということが助けになった。
書きながら常にぐちゃぐちゃの頭の中の情報が少しずつ淘汰され整理され、文字になる。
超・感覚派で、ほにょほにょと拠り所なくその場その場を生きてきた人生に、なんだか一本筋が通ったような。それがこのブログ、そして読んで感想を聞かせてくれるみなさんだ。ホントだよ。
賢い人ならここからブログをどう発展させていく?広告入ったのをどう収益化する?アフィリエイト?と考えるのだろうが、なんだかそんな気にはならんのよ。いや、あの、もちろんそれは嬉しいけどね、それよりも
My Sacred Space マイ・セイクリッド・スペース 私の特別な(神聖な)場所
と化した私のブログちゃん「なんちゃってニューヨーク- 普通の人のアメリカ生活」を読んで頂いてありがとう。読んでもらってほんとにほんとに幸せ。
そして、来年も、ホンマによろしくお願いしますーーーー♥読みに来てな!
**(お、お、お、そして忘れないうちに、よく聞かれるんだが英語で断捨離はね、decluttering デクラタリングだよー。Clutter クラッターがガラクタの山、整頓されてない様子をさすので de-clutter デクラッターはガラクタの処理、整理整頓、を指します)**
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