今日は1月20日(アメリカ時間)。ニュージャージーの今朝の気温は氷点下9度、日中の最高気温は氷点下5度。このあたりの平均的な1月の気温だけど、先週までは気温が15度近く上がる日もあって、この季節に降るはずの雪ではなく雨が降り続いた。冬限定の特典、
- 犬の足が汚れない
- うんちが凍って拾いやすい
も楽しめず、ムカついていたらやっと寒さがやってきた感あり。
さて、この寒さの中、先日読んだある新聞記事のことを考えた。「この人明らかにオタク系」という感じのニューヨークタイムス文化文芸部の記者Melissa Kirsch メリッサ・カーシュさんが「新年の抱負」について書いたユーモア記事なんだが
「新年に目標を掲げるのは確かに気持ちがいいけど、同時に自分の失敗をわざわざお膳立てしているような気もして複雑な心境」
っていうのが新年の抱負に対するワタシの気持ちにビンゴだった。
Forbes Health フォーブス・ヘルス誌によると、アメリカ人の3分の2が
New Year’s Resolutions ニューイヤーレゾリューション 新年の抱負
を立てるそうだ。2024年の抱負、調査結果によると上位5位は
- Improve Fitness 健康向上 48%
- Improve Finance 家計改善 38%
- Improve Mental Health メンタルヘルスの向上 36%
- Lose Weight 痩せる 34%
- Improve Diet 食生活の改善 32%
ちなみに2023年のトップは「メンタルヘルスの向上」だったそうで、やはりまだコロナの影響があったということか。
調査は、どのくらいちゃんと抱負に従って行動できていますか、という質問に移る。「1ヶ月以内でアウト」が8%、「2ヶ月でだめ」と「3ヶ月でだめ」の2つがともに22%。4ヶ月目が13%で、最後までやりましたという人はなんと全体の6%たらず。そっかそっか、私だけじゃないんだね。
日本はどうなんだろう?フォーブスとはちょっと切り口違うけど、上位5つの抱負はみんチャレブログより引用。
わお、勉強だよ…..。さすが日本人、受験だけじゃなく外国語や自己啓発系の勉強を含んでいるらしい。
いつまで続きましたかという調査はちょっと古いんだが2021年PR Times 社調べ。
- 達成できた 19%
- 達成できなかった 37%
- もう抱負なんか覚えていません(笑) 42%
アメリカの6%に比べて抜群の到達率だ!
さて、前出のニューヨークタイムス記者メリッサさんは、まだ1月も終わっていないがすでに危うい「1月でだめ組」だ。
でも、友達に
Anything worth doing is worth doing poorly.
「なんでもやってみる価値があるものっていうのは思ったように出来なかったとしてもやった価値があるわよ」
とアドバイスされ気を持ち直したらしい。いや、私も同感。
やらないよりマシ、は私の今年のマントラ。周りに流されやすいので、小学校時代からこのトシまで毎年なんやかんやで「来年は〇〇するぞ」という抱負は必ず立ててきたが、自分の三日坊主を思い知らされるこのイベント、さすがにもういいやと思い今年は抱負は決めなかった。あえて言えば「自分の気持ちと心の声に従う」。
今年はもう思いっきり自分を甘やかすことにしたのだった。メリッサさんはまだ若く、この記事もなんとなく抱負が崩壊していくことへの言い訳っぽいところがカワユイ。今年の抱負の一番頭に
Whenever possible できる限り
という条項をそっと書き加え「抱負の完全崩壊による自己嫌悪」を避けることにした、ということだ。
1月も残すところあと10日。みなさんは1月組、それとも2月組だろうか、それとも最後までやり抜く19%組(日本)?
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