先月、喉と舌の違和感が続いたので
ENT(Ear Nose Throat) 耳鼻咽喉科
で検査をしてもらった様子を書きました。
鼻カメラや細菌検査の結果、異常なし。
「口腔アレルギー」と言って花粉症の時期に発症する食物アレルギーがあるらしく、「やばいもの」の表にのっていたピスタチオとカシューナッツを控えてみました。まあ、ちょっといいような?
お医者さんは、はっきりした原因はわからないけれど、舌の後ろの方に荒れがあるので
Acid Reflux 胃酸の逆流、または
Post Nasal Drip ポスト・ネイザル・ドリップ
のいずれかでしょう、と。
胃酸の逆流のほうは、普通胸焼けとして現れる症状が喉の方ににあがってきていても気が付かない Silent Reflux っていうんですよ、だって。サイレント….黙って悪さをするのね。
これについてはピラリと紙を渡されて、控えたほうがいい食べ物などごく一般的な事が書いてあります。渡してくれながらきれいな金髪のお医者さん
It’s all good stuff. お役立ち情報よ。
なんか、はっきり言って日本人ならみんな知ってるような基本的なことばっかりで、要するにご自分で頑張ってください、ってことですね。
さてもう一つの Post Nasal Drip、PND (なんでも3文字に略すアメリカ)は、語感がとってもおちゃめじゃないですか。ポスト・ネイザル・ドリップ。
この症状があるのよ私、と人から聞いたことが何回もありましたが「鼻の後ろの方にお水が垂れる」、鼻の中ってそういうもんじゃないの?手がかゆいの、とかちょっと頭痛がするの、って感じだと思ってたので注意を払ったことなかったです。
だからお医者さんに「PND」かもね、って言われても「ご自分で奮闘してください」としか聞こえませんでした。
でも、大雑把なアメリカは当てにならない….日本語でお医者さんの言ったことをちゃんと調べてみることにしました。
PNDは、なんと後鼻漏(こうびろう)って言って、ちゃんとした耳鼻科の慢性症状じゃないですか!副鼻腔炎が慢性になり、鼻水が上咽頭(じょういんとう)という鼻と喉を繋ぐ部分を通って落ちてくる。ソレが続き、上咽頭が慢性の炎症になっているのかも、という見解です。
上咽頭に炎症があると、アレルギー耐性が落ちるんだと!ひゃー。
げ。症状まるあたり。数年前から以前はなかったアレルギーがちょこちょことあって、それが食べ物だったり、戸外にいるときだったり、ねこに触ってモワっときたこともあったし、ピアスの金属が痒くなったことも。
でも、いつもじゃなくて、ピーナツなんかはアレルギー科でテストしたけど反応なしだった。
それだそれだ!これはやばい。耐性が落ちていて、時々変なアレルギー反応が出るんだ。これはなんとかせにゃーと午後いっぱいかけてこの上咽頭炎症ならびに後鼻漏の対策を調べました。
一般的なのは 「上咽頭擦過(さっか)療法」 と言って炎症部分まで綿棒を入れて「塩化亜鉛溶液」をゴニョゴニョする方法、本によると「相当な痛みです」。ぎゃー。こんなのアメリカのお医者さんにやってほしくない。ネバー。
見つけた本の第二章「自力で治すワザ」に飛びました。まずは、鼻洗浄。これは慣れてるバッチリ。お道具も、そのための食塩も持っています。
次は「首ゆたんぽ」これもできる。気持ちよさそうー。そして「あいうべ体操」。口をあ、い、う、あっかんべーと動かすのを一日30回、忘れさえしなければできます(小顔にも効くらしい)。鼻水がサラサラと流れやすくなるよう水をたくさん飲んだり、部屋の乾燥に気をつける、など。
アメリカのウェブサイトだと、ステロイド系の鼻スプレーを使いましょう、グアイフェネシンという風邪の薬を飲みましょう、去痰薬を飲みましょう。たまに鼻洗浄のことが触れてある程度。やっぱりな….薬だ。
今日は自分の部屋に加湿器を引っ張ってきたら、なんとなく朝よりもいい感じ。今日はもう鼻洗浄をしたし、これからテレビでも見ながらあいうべ体操。
花粉症にいいと聞くどくだみ茶もポチしたし、解毒作用のあると聞くあずきとハトムギのお粥も作った。ちょっと真面目にやってみます。またご報告します。
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