ジャシンダさん

参加しているオンラインコミュニティでは、リーダーが決める各週の決まったテーマにそれぞれコメントや感想を投稿する形になっています。

今週は「優先順位」。そのテーマに絡んでずっと頭から離れなかった人、それは最近辞任を表明したニュージーランドの女性首相、ジャシンダ・アーダーンさんです。コロナ期を含め6年間首相を務めましたけれど、今度の選挙では首相どころか議員にも立候補しないことを決めました。

NAPIER, NEW ZEALAND – JANUARY 19: Prime Minister Jacinda Ardern announces her resignation at the War Memorial Centre on January 19, 2023 in Napier, New Zealand. (Photo by Kerry Marshall/Getty Images)

国を引っ張っていくには、ガソリン満タンで、余剰分のガゾリンも車に積んであるような状態じゃなくては無理、でも今のワタシにはそれはない、というなんともいさぎのよい退任のスピーチでした。

でも私がとっても心を動かされたのはスピーチの最後の1分。

「長年のパートナー・婚約者のクラークと5歳になる娘ネイブがこの6年間一番我慢をしてくれました。ネイブ、ママはあなたの入学式に一緒に行けるよ。そしてクラーク、やっとだけど、結婚しよ!」

彼女の今の優先順位はクラークさんとネイブちゃん。そして今の疲れを癒やすこと。支持率も高く首相続投は、やろうと思えばできたはず。この決断にはすごく勇気がいったはずです。何度も涙ぐんでいました。

コロナ期の対応の素晴らしさとクライストチャーチで無差別銃撃事件があったときにすぐに銃規制を議会通過させたという実績がよく知られてますが、産休をとったり、議会で新生児のネイブちゃんの授乳。ほかには、環境問題のスピーチにやじをいれた議員たちに「あー、これだからオヤジは…」と言った映像が何万回も再生されました。

アーデーン首相が議会でつぶやいた言葉「あー、これだからオヤジは…」は

「Ok, boomer!」

です。Boomerは、ベビーブーマー。だから1964年以前に生まれたオヤジ、おばさんたちとなります。数年前には私達がなにか言うたびに下の息子に「Ok, boomer!」と言われていました。そのたびに、私は生まれ年がブーマーじゃないわよ!と否定すると、その意固地になるとこがまたブーマーっぽいんだよなって言われてました。

ジャシンダさんはまだまだ若い。少し休んでぜひまた大きな影響を与えられる場所に戻ってきてくれると良いなあとそんなことを今週はずっと考えていました。

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