高温で焼くために香ばしい焦げ目がいた表面にフォークをさすと、内部はあっけないほど柔らかい。口の中で表面のキャラメル味と中のクリームが混ざりあう。パンデミックの直前にブームに火がつき、今ではすっかり定番化した感のあるバスクチーズケーキは、抹茶バスクやほうじ茶バスクなど「日本風バスクチーズケーキ」というカテゴリーが確立されるまでになった。
「バスク」という名を持つからには「昔からバスク地方で焼き継がれてきた伝統菓子」なのだろうとばかり思っていたが、実は、バスク地方の「ラ・ビーニャ」というバール(小食堂)のオーナー、サンティアゴ・リベラさんが経営難を嘆いて「経費がかからず」「狭い厨房で素早くたくさん作れる」デザートとして、工夫の末に1990年頃にひねり出したレシピだったそうだ。
あれほど人気のあるケーキを生み出しながら、生みの親リベラさんはフランチャイズやライセンスの契約も一切せず、ずっと切り盛りしてきたバールを二人の子供に譲り渡して静かに引退する。
バスクの生みの親とは対象的に、コストコやスーパー、ウェブサイトを通じて全国展開をバリバリ進めるニューヨーク・チーズケーキ発祥の店、ジュニアズ。この2つのビジネスモデルと、オーナーたちのそれぞれの人生のストーリーをまとめました。下のリンクで飛んでぜひ読んでくださいね。

バスク地方の伝統菓子じゃなかったの!?世界を圧巻したチーズケーキの意外すぎる発祥ストーリー。|なんちゃってニューヨーク
高温で焼くために香ばしい焦げ目がついた表面にフォークをさすと、内部はあっけないほど柔らかい。口の中で表面のキャラメル味と中のクリームが混ざりあう。パンデミックの直前にブームに火がつき、今ではすっかり定番化した感のあるバスクチーズケーキは、抹...



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