ヒカさんの台所とベトナム春巻き

たべもの、お料理・スタバ

今日のお昼は、ベトナムの生春巻き、ゴイクンだった。外の気温はワタシの体温くらい。暑い。一度は冷たいおそうめんにしようと思ったんだが、ハタ!と思いつきそのおそうめんを野菜と一緒に巻き込んでゴイクンを作ることにした。

冷蔵庫には、しゃぶしゃぶ肉の残り、きゅうり、もやし、長ネギ、人参がある。アボカドもあるがどうだろう、あうかな。本物のゴイクンはブンという細い米の麺を使うが、うちはいつもそうめんで代用だ。パクチーはあるがエビはない。

パントリーの奥から出してきたライスペーパーを数秒水に晒し、ふやけてしまわないうちにくるくると巻いていく。瞬く間に柔らかくなっていくライスペーパーは、巻く先から下のお皿に引っ付いてしまい、いろんなところからそうめんと野菜が顔をのぞかせる破れかぶれゴイクンの出来あがり。

持ち上げられないくらい皮が破れてしまったゴイクンは、ばらして「サラダ」としてソースを上からかけていただく…..というのが我が家の倣いであったが、ふふふ、今日のワタシは違うの。

ライスペーパーを水に晒したら、固く絞った清潔なふきんを下に敷きいつもの手順で巻いて行く。そしたら、あーなんと!ゴイクンは誰にもひっつかず素直に丸められていく。破れないゴイクンの出来上がりだ!いつもより多めに具を入れても大丈夫、お店のみたいにまるまる太ったのをぎゅっぎゅっと巻いていく。

この「濡れぶきん」テク。

「ワタシの清涼剤」と勝手に呼んでいる素敵な Youtube チャンネル、

ヒカの台所日記 「作る、食べる、一人」

さんの動画で学んだ。こちらが彼女のチャンネルのURL

hika daidokoro

コロナの自粛前まではご自宅で料理教室を開いていらしたという料理のプロだ。それはそれは器用に包丁を操る料理の腕もさることながら、いつもピカピカに磨き上げられた台所や愛用の料理道具、そして盛り付けの美しさ。使っておられる器の品の良さも季節感も魅力だ。

台所の音と静かな音楽のみの動画で、見ているだけでこちらの気持ちが落ち着く。

昨夜はトランプの暗殺未遂事件をうけてブログを書き終わったのが夜の9時頃だった。お風呂に入ったがざわざわした気分が収まらない。このままお布団に入っても眠れない気がした。そういうときは、清涼剤の静かなお料理動画を見る。

美味しそう、きれい。そしてヒカさんの軽い自ギャク風コメントも同年代としては大好き。眠気が来る頃にはヒカさんが作ったつやつやのあんずのジャムで頭がいっぱいだ。トランプが入ってくる隙間はなくなっていた。

実は、昨日公開された最新動画の中で、ヒカさんがこの濡れぶきんテクを使って美しいゴイクンを作っておられたのだ。ヒカさんのはもちろんオレンジ色に茹でられたエビがきれいに並び、ワタシのとは比べ物にならない。

(上の「YouTubeで見る」をクリックするとヒカさんの美しいゴイクン動画に飛べます。他の動画も是非見てね)

でもね、ワタシのも茹でた薄切り肉とパクチーが薄い皮ごしに透けて見え、先っぽから鮮やかな緑のネギが覗く。頭からかぶりつくとまず麺の柔らかさ、そしてきゅうりともやしのシャキシャキがやって来た。お肉の歯ごたえと鼻に残るパクチーの香り。悪くない!

二本目はピーナツの甘いソースにしようか、それともスッキリしたニョクマムのソースにしようか。直径5センチはあろうかという太いゴイクンは、二本も食べれば立派なお昼ごはんだ。

日本にも大きな衝撃を与えた昨夜のトランプ暗殺未遂事件、いろんな詳細がわかってきているが、実を言うとおばちゃんは今日はニュースも新聞も避けているのだ。また気持ちの「ざわざわ」が大きな波になって戻ってきてしまう。家族がだいたいどんな事になってるかを知っているようだから、今日はそれで十分。

I need a break. 休憩が必要。

只今ヒカさんの「アールグレーのシフォンケーキ」がバックに流れている。まあ、なんてきれいに膨らんでるんだろう。卵白を別に泡立てて静かに混ぜていくその手順、同じことをしてもワタシのシフォンがこんなに膨らんだ試しはない。

シフォンの膨らみ方を一生懸命考えていると、脳から幸せホルモンがじゅるーっと出てくるようだ。すごく落ち着く。今のアメリカ政治のことを考えるよりよっぽど体にいい(に決まってる)。

コメント

なんちゃってニューヨークをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む