Bros の派生

おもしろ英語・おもしろUSA

2月に「テック・ブロー」について書きました。

相変わらず Tech Bros テック・ブローたちはそこかしこに出没していますが、今回はその変種といいますか、いろんな違う「株」がありますのでそのご紹介をしたいと思います。

前回は「ブロー」と表現したのですが今回は「ブロ」で統一させていただきたいと思います。

さて、オリジナルの Tech Bros は前回でもご紹介の通りカリフォルニアはシリコンバレーで誕生しました。従来の、窮屈なスーツを着なくてもいい職種をラッキーにもゲットできた特権階級っぽい風味がビシバシです。

ザッカバーグやイーロンさん、日本ならホリエモン。フード付きスエットや Metallicaのロゴ付き黒いTシャツ、よれよれジーンズで人前に出ても許されるというか羨ましがられる人たち。そこまではちょっと届かなくて、スエットの人達に呼びつけられることもあるだろう下の階級は襟付きシャツにパンツ、袖なしベストでちょっと謙遜。

テック・ブロがウォール・ストリートに飛び火したのはもうかなり前で、東海岸でも「オレは高給取り、かっちょいい仕事に付いてるんだぜ」というファイナンス勤務の人たちの制服ともなりました。

もうその人達はテック・ブロではなく、ちゃんとした Finance Bros ファイナンス・ブロ (金融ブロ)という呼び名をもらっています。

このインスタ、なんとMidtown Uniform (マンハッタン)ミッドタウンのユニフォーム、コメントは「1パックあたり12個」群れで行動するからですね(笑)

そして、

Contents Bros コンテンツ・ブロ

メディア、ニュース、ウェブ、出版、広告関係のブロです。これもHigh Paying Jobs 高賃金の職業です。

ニューヨークで観察した限りでは、まだまだ保守色の残る金融業界よりはやはり派手めで、袖なしベスト率が低し。テックやファイナンスのシャツは圧倒的に白、青が多く、色がついていてもパステル、縦縞が圧倒的なのに対し、コンテンツ・ブロのシャツは目立つ色の柄物(特に格子柄が多い)へと移行します。薄手のセーターもあり。ズボンはファイナンスよりもゆったり目。

このコンテンツ・ブロは眼鏡のフレームに気合が入るという特徴もあります。

そういえば Entertainment Bros はいないですね。エンタメになると俳優さん、劇場関係とアートが入るので、皆と同じ格好はしないのでしょうね。

そして Legal Bros 法律関係ブロもいない。この業界はスーツにネクタイです。

さて、私が最も注目している Bros の変種は、

Yoga Bros

こういうひとたち ↓

一昔前だと、ヨガする男性ってちょっとインド入ってるヒッピー系の人が多かったんですが、今は市民権を得たどころか、ヨガと瞑想するっていうのはカッコイイ。男性用のヨガウェアも充実してます。

うちの近くのLululemonは、男性と女性の売り場の大きさが同じで、贅肉率の低い男性がたくさん群がって上のようなウェアを買っています。

人間ってやっぱり群れるので、これも職業や収入的に排他的なグループに入っている、または入りたい人たちの意思表示、シンボルみたいなものですね。ほんとはそんなふうな服装が特別好きじゃなくても、無難だし、わざわざ自分だけ違う格好して浮く必要もないって感じ。

先日はちょうど5時頃、マンハッタンは48丁目、モルガン・スタンレー銀行の終業時間に前を取り掛かり、Finance Bros たちが回転ドアを押して次々に出てくるのに遭遇。あのー見分けがつかない…..身長も同じくらいなのが不思議…..。

小学校の算数を思い出しちゃった。「表作り」。金髪の人は何人いるでしょう。袖なしベストの人は何人でしょう…..。金髪で、しかも袖なしベストの人は何人でしょう….。

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