コストコのハロウィーン袋とアメリカお菓子トレンド

たべもの、お料理・スタバ

アメリカのお菓子トレンドの記事を書き始めたんだけど、その前に。

政府閉鎖の影響で、スナッププログラムというフードスタンプの支給が11月から停止になる。この低所得者層向けの食料品購入援助金は全米で人口の12%、8家庭にひとつの割合で支給されていて、このお金がなくてはご飯を満足に食べられない人が4200万人に登る。今回のフードスタンプ停止で1930年の世界大恐慌以来のFood Emergency 貧困飢餓の緊急事態になると言われていて、アメリカ、世界で一番豊かな国のはずなのに、援助がなければ毎日の食事に困る層が人口の12%。この事実がどうしても実感として理解できない。

アメリカに住んでいる方「food bank near me」で検索すると、ほとんどのところがお金の寄付を受け付けていて、クリック一つで簡単に寄付が行えます。缶詰、豆類や米の大袋、パスタなどを箱に詰めて直接寄付することもできます。お金はちょっとという場合は配布の手伝いも常時募集しているようですが、これは高校生などたくさん人手があるようです。

フードスタンプはジャンクフードは買えない仕組みになっているが、ハロウィーンで余ったキャンディはフードバンクで受け付けてもらえるのかナ?問い合わせてみよう。呑気にキャンディの話は気が引けるが、以下がブログ本文です。


明日のハロウィーン、可愛らしい仮装でトリック・オア・トリートにやってくる近所の子どもたちのためにコストコでキャンディの大袋を買ってきた。日本でキャンディというと飴ちゃんを想像するが、キットカットの小さいのなどスナックタイプのチョコやロリポップもひっくるめて全部「キャンディ」と呼ばれる。ちょこっと口に入れる甘いもの、と言った意味合い。

こちらが購入の内容量2.5キロの大袋。おばちゃんのグラサンが小さく見えるほどでかい。

毎年コストコは二種類のハロウィーン袋を販売。一つはチョコ袋で、チョコのミニサイズがパンパンに詰まったもの。もう一つはロリポップ、ジョリーランチャー(すっぱいハードキャンディ)、おなじみのグミ、スキットル(マーブルチョコみたいな形をしたカラフルなグミ?ハードキャンディのハーフみたいの)、ナード(ふしぎな感触の小豆大のカリカリ噛むキャンディ)、スマーティ(ラムネ)などチョコ抜きキャンディ系の袋。

袋を買い始めた15年くらい前は、チョコ袋14ドル、キャンディ袋10ドルくらいだった記憶があるが、パンデミックの後にチョコ袋は20ドルに値上がり。そして今回はチョコ袋は24ドル(約3700円)、キャンディ袋20ドル(3100円)になっていた。以前はこの町の「トリック・オア・トリートのメッカ」と言われるストリートに住んでいたのでそれぞれ二袋づつ買って(合計10キロ!)、チョコ、キャンディまとめて大きなバケツに入れて配っても足りないくらいだった。あんなに大量にあると、ありがたみもなにもありゃしなかったね(笑)。今日の袋の中身は、

一体何個入ってるのか数えてみようと思ったけど挫折しました。250個くらい?

これら写真の中のキャンディは殿堂入りという感じで一年を通して人気だけれど(特にオレンジの包み紙のReese’s リース、ピーナツバターが入ってる小さなカップ型のチョコが今年のハロウィーン売上トップ)最近は、アメリカ人、特に若い人の間で、ちょっと一捻りしたキャンディというのが人気。

SNSでよく見るのは「フリーズドライ・キャンディ」。先出のスキットルズ(噛み応えがあるガムのような感触)をばらばらばらーとフリーズドライ機のトレイに乗せて弾けさせると、中が空洞化してカリカリ食感に変わる。アメリカの農耕地帯では、どでかい冷凍庫と合わせて家庭用のフリーズドライ機というのをもってる人が珍しくなく、それで作ったフリーズドライのキャンディを可愛らしい袋に詰めてEtsyやアマゾンで売る副業を始めた人たちから火がついて、御本家スキットルの会社もスキットル・フリーズドライ版を発売。子供の頃からおなじみの味なのに感触が違う!と人気。

おばちゃんの好きなトレジョでもこんなの売り始めてた。スイカ味フリーズドライキャンディ。次回試してみるね。来年あたりはコストコの袋にもフリーズドライが仲間入りしはじめるかもしれない。想像するに、最初カリカリ、そしてシュワーンと溶けるのではないかと思うけどどうだろ。

もう一つのトレンドは「チリ」味。スパイシーなキャンディが流行っている。こんなのとか、

「チリポップス」すんばらしぃスイカ、どっちゃりパイナップル、舌鼓のマンゴー…フルーツ味のロリポップをチリライムとシーソルトでまぶしました!と書いてある。そして、

「チリ・チューズ(チリ味カミカミ)」甘くて、酸っぱくて、スパイシーなキャンディ!だって。やっぱり日本って食文化がアメリカの100年先を行っている(といつも思う)し、第一、食や味に対する認識と感覚の深さが違いすぎ。おばちゃんが子供の頃にはすでに存在したスーパーレモンを取ってみても、「意表を突く味や感触の組み合わせ」なーんて発想は目新しくもなんともないが、ま、いいか。アメリカだからね。

最近人気のグミも進化してとにかく色んな種類が並んでいるけれど、写真の2つはオーガニックでヴィーガン。そっか、ミルクや卵のいらないグミはベジタリアンやヴィーガンの若い子たちも食べられるし、なんかオシャレだもんね。包装もかわいい。

 

赤はストロベリー、緑はメロン、という固定観念の裏をかいて、色と味をごちゃまぜにしたり、フレーバーは違うのに全部同じ色にしてあるグミやキャンディも人気らしい。お目にかかったことがないけど、いちごだと疑わずに口に入れたらレモンだった、とか、何の味かわからずに口に入れるっていうのはは楽しそう。そういや昔、ハリー・ポッターに「鼻くそ味」「かえる味」なんかのジェリービーンズがあったね!あれ楽しかったもんね。

ま、こういうお菓子のトレンドを真面目なニューヨークタイムズは「若い層が小さな贅沢や生活に彩りを与える食感の刺激を求める」文化の現れ、と評していたがどうだろ?

 

 

 

 

 

 

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