チャーパンプル。この言葉を聞いて何を連想しますか?ヒントは…食べ物です!テイクアウトのチャイニーズやきそば?っぽい名前だけど違いますよ。
そして、ターダッケン。これも食べ物、両方とも、秋の感謝祭に絡んだアメリカの伝統的な食べ物を思い切ってアレンジしたとっても豪快な食べ物なのだ。
答えはあとのお楽しみにして、チャーパンプルほどではないけどいくつかアメリカっぽい豪快な食べ物をご紹介。
Cronut クロナット
黒納豆ではないぞよ。日本での命名は「クロワッサンドーナツ」。Croissant プラス Donut だ。 パリパリとバターの層が香ばしいクロワッサン生地をドーナツ型にして揚げたお菓子だが、クロワッサンだけでバターたっぷり、カロリーと動脈硬化が怖いのにそれをまた揚げ物にするとはなんとも大胆不敵なお菓子。10年前なら完食できたかもだが、アラ還の消化には大変よろしくない。そして、ただ揚げただけのクロナットなんて売れないからさ、チョコレートにストロベリー、この時期はシナモンアップルだのパンプキンクリームだのが上にのったり挟まれたりで、おーまいがっなお菓子。

これがクロナットね。
By Jc2084 – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=64840021
お店によっては、同じ組み合わせのお菓子を
Dossant ドーサント
と呼ぶ。
近くのベーカリーでは
Cruffin クラッフィン、または
Duffin ダフィン
というお菓子も並ぶ。クロワッサン Croissant とマフィン Muffin の組合せがクラッフィン、ドーナツとマフィンがダフィン。クラッフィンのほうはまあ、クロワッサンが丸まってカップケーキ型になっているだけのようだが、ダフィンのほうは、クロワッサン生地でできたげんこつドーナツ(揚げてある)を想像してほしい。
続きます。

By TonyTheTiger – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52245792
上の写真は、Wonut ウォーナット
ワッフル Waffle とドーナツ Donut。これもすでにカロリー高しワッフルの揚げ菓子。チョココーティングをしてあるのが人気らしいが、食したことがないのでよくわかりません。ニューヨーク地方ではあまり見かけない(気がする)。
こちらは Brookie ブルッキー。
ブラウニー Brownie とクッキー Cookie。クッキー生地にどっしりしたブラウニー生地を切ったものが練り込まれたり、反対に、ブラウニー生地にチョコチップクッキーの大きなかけらを混ぜて焼く。いずれにしても、砂糖の塊(笑)。

By Ɱ – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=32270133
Croffle クロッフル
もうそろそろみなさんも組合せの見当がつくのでは?これはクロワッサンとワッフル。クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたものなので、これは狂ったように甘くなくて美味しそう!これも食べたことない。
次、Cupookie カプーキー。
クッキー生地をカップケーキ型にして焼いたもの。ホロサクしっとりのクッキー生地の真ん中にクリームやジャム、チョコクリームが注入されているという、またこれすごそうな代物で、このあたりになると、美味しそうだから作ってみよう、というよりは「面白そうだから」「話題になるから」という動機が強そう。これもニューヨーク地方ではあまり目にかからないなあ。
この辺で人気のドーナツは

Mochi Donut モチ・ドーナッツ
こちらは言わずとしれたポン・デ・リングね。プレーンから抹茶、マンゴー、バースデーケーキ味(激アマで色は大体明るい水色)まで色とりどり揃うが、一個4ドルから6ドルする。600円から900円。ふざけんな。
お菓子じゃないけど、ちょっと興味があって食べてみたいのは
Pizzaffle ピザッフル
ピザ生地の上じゃなくて中にトマトやチーズ、バジルを入れてワッフルメーカーで焼いたもの。または、ピザの台の代わりにワッフルを使うというバージョンも。以下の動画は後者。
お菓子ではなくフルーツ部門では、アプリコットとプラムのハーフ(これがおいしい!)は
Pluot プルオット Plum プラス Apricot
または
Aprium エイプリウム Apricot プラス Plum
が頑張っている。同じものかと思ったら、エイプリウムはアプリコットにより似ていて味が濃厚なものを指すらしい。はっきりって両方同じ味だったけど。
オレンジとグレープフルーツをかけ合わせたものは、グロレンジ….じゃなくてなぜか命名は
Sweetie スウィーティ 甘子ちゃん
日本の甘夏に風味が似ているからじゃないかと睨んでいる。
さて冒頭のチャーパンプル。スペルは
Cherpumple Cher・pump・le
Cherry、Pumpkin、Apple….チェリーパイ、パンプキンパイ、アップルパイの組合せ!この具を三層に積み上げてパイとして焼くものもあれば、スポンジケーキの真ん中にミニチュアのパイをそれぞれ焼き込んだものを重ねてケーキにするバージョンもある。3この激アマのアメリカンパイが苦手なおばちゃんは一体どうしたら良いのか…..。
一方、ターダッケンのスペルは Tur・duc・ken。ターキー Turkey、ダック Duck、チキン Chicken。感謝祭で供される大きな七面鳥ターキーのお腹には、通常スタッフィングといわれる詰め物が入る。パンをサイコロ状に切ったものにハーブや玉ねぎ、セロリなどを混ぜ込み、お腹に詰めてお肉と一緒に焼き上げる。


ターダッケンの場合は、スタッフィングの他に、ターキーよりは小ぶりの鴨、ダックをいれる。そのダックのお腹には鶏肉が入れられているという、なんつーか、3種・鳥対決。すごいメニュー。チキンは丸ごとというのはサイズ的に無理だが、コーニッシュヘンという小ぶりのチキンなら入るので、凝りたい人はそれを挿入するらしい。
大人数が集まる感謝祭ならではのメニュー。会話の種になるし楽しいが、作るの大変そう、そして巨大。今まで話にはよーく聞くが、実物にお目にかかったことはない。そして、30ポンド(14キロ)ほどにもなったターダッケン、オーブンでなく庭のドラム缶に入れた油で揚げるという猛者もいる….。
すげえ国だ。



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