マンハッタン女子旅の巻

ニューヨーク・旅行・暮らし

全米に散らばる友人たちが飛行機と電車で集まって、この週末は、北米在住・日本人女子6人の珍道中?マンハッタン・プチウィークエンドを極限まで満喫した。

2ヶ月前から予定を立てて楽しみにしていたので、終わってしまった今日はもう、もぬけの殻。これからアメリカは感謝祭だ、ブラックフライデーだ、クリスマスだ、と年の終わりの大盛りあがりを見せるが、おばちゃん的にはもうホリデーは終わっちゃった感があり、あとはどうでも良くなっちゃった。おしゃべりにふけったこの週末を思い出してはロス感とにやにやが続く。

短い週末にできるだけ、と予定を詰めたので忙しい。前日着の二人はウィークエンドのスタートをまたずしてその夜早速ミュージカルを観劇。みんな揃った翌日はメトロポリタン美術館、アフタヌーンティのあと五番街ブラブラ、夜はロックフェラーセンターでスケートをしたメンバーあり。次の日は、飲茶に始まりミュージカルのマチネ(昼公演)、ボートでマンハッタン島をぐるりと廻るイベニングクルーズ。遅い夜食を食べタイムズスクエアを夜中12時まで徘徊した。最終日の朝は、ニューヨークと言えばベーグル、ということで、カラフルな虹色のレインボー・ベーグル発祥の店リバティ・ベーグルへ。朝食前にクリスマスの飾りつけも美しいブライアント・パークで朝のスケートを楽しんだメンバー1名。

https://libertybagels.com/

週末だけでミュージカルを3つ踏破したツワモノが1名。ホテルのアフタヌーンティとそのお作法にめちゃくちゃ詳しい人1名。プランはひたすら他人任せで楽しむいいとこ取り1名(ワタシ)。….と6人集まれば個性も楽しく、得意分野も違う、年齢も違う、ああ、なんとも絶妙な組合せの素晴らしい週末となった。

アフタヌーンティは5番街のおしゃれな The Whitby Hotel ウィトビー・ホテルにて。

The Whitby Bar & Restaurant | Midtown Manhattan
The Whitby Bar & Restaurant in Midtown Manhattan features modern cuisine, Afternoon Tea, and cocktails in colourful, art...

 

 

お皿の下から本場のスコーン(プレーンとアップルシナモン味の2つ)、サンドイッチ(きゅうり、たまご、ツナ、カレーチキンの4種)そしてトップに並ぶちいさな可愛らしいお菓子。プチシューは抹茶味、チョコレートケーキには季節らしいりんごとシナモンの酸っぱいジャムが薄っすらと重ねられていて、とてもデリケートなお味。

お茶も普通のお紅茶から烏龍、緑茶、ハーブとたくさん種類があって、せっかくなので6人で違うものを頼んでみた。おばちゃんは White Peony ホワイトピオニー(白牡丹)のお茶にしてみた。うん、品よく、でも薄っすらと土の香りがするお茶。中国の白茶の一つで抗炎症作用があるそうな。

五番街の「ティファニー本店」へ。ティファニーのお隣、ルイ・ヴィトンはこのホリデーシーズン、こんな姿になっている。てっきりAI画像だと思ったのだが、違った!

 

翌日、マチネは豪華絢爛「ムーラン・ルージュ」。席に並んで座るとゴソゴソと紙袋を回してくれる女子一名、中身は個包装の「羊羹」。ふふふ。気が利くわん。

Moulin Rouge! The Musical
Baz Luhrmann???s revolutionary film comes to life onstage, remixed in a new musical mash-up extravaganza. Experience the...

ショーが終わったその足で42丁目の波止場に向かう。夜7時からはクルーズだ。マンハッタン島を2時間かけて船でぐるりと回ってくれる。

Circle Line Sightseeing Cruises
NYC’s top rated heated sunset cruise in the NYC harbor featuring live tour guide, drinks, snacks and close views of the ...

 

車で40分の距離に住んでいるとかえってマンハッタンを貪欲に回りたい、知りたいと言う気はなかなか起きず、こんなふうにきちんと予定を立てて(もらって)イベントを楽しむ旅をしてみて初めて、いかに見逃しているものが大きいかを実感した。夜のクルーズは初めて。まるで光のおもちゃ箱をひっくり返したようなマンハッタンを水の上から遠目に見て、こんなすごいものを築いてきた人間って、と感嘆し、ガイドさんが披露してくれるマンハッタンこぼれ話に笑い、至近距離から見る自由の女神の迫力に驚く。

こんなに楽しい週末を過ごしながら、この輝くマンハッタンにも来年の1月の新政権発足以降、どんな変化やチャレンジが待っているんだろう、と思うとふっと不安な気持ちが湧いてくるのを抑えるのが難しかった。

でも窓から目を外すとすぐ後ろには写真を取ってはしゃぐ友だちがいる。「この後なに食べるー??」と盛り上がる。夜遅くまで開いていた中華のお店に座った頃には、また他愛もないことでゲラゲラする妙齢女子たちであった。

翌朝、そろそろ飛行機の時間が近づいてきたと一人抜け、二人抜け、私達のウィークエンドは終わった。元はオンラインコミュニティで知り合った、年齢もバックグラウンドも住むところも違う私達。それぞれの暮らしに戻っていく。

郊外電車でニュージャージーに戻ってきたおばちゃんの頭には

It’s a little bit funny ♪ This feelin’ inside….

イッツ・ア・リトルビット ファニー…♪で始まるエルトン・ジョンの名曲、Your Song が無限ループで流れる。みんなで見たムーラン・ルージュのモチーフとなっているこの曲、悲恋の主人公二人が「How wonderful life is….while you are in the world あなたがいるから人生は素晴らしいの」とお互いに歌い合う姿と豪華な舞台衣装を思い出しては、掃除機をかけながら大声で歌う。

余談だが、この曲の歌詞が聞き取れるようになったのは大学の時?くらいだろうか。こんなラブソングを歌ってもらえたら、と胸を熱くした女性は世界中にたくさんいたはず。だけど考えてみればサ、この曲を書いたときにエルトンの頭に浮かんでいたのは実は「ボーイ」フレンドだったのネ、と思うとなんだか笑っちゃった!

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