ここ2日夢中になっていた Sourdough サワードゥのパンがやっと焼き上がりました。自粛期間中、アメリカ中のソーシャルメディアに溢れたサワードゥの出来上がり自慢を横目で見ていましたが2年以上遅れて私も仲間入り。人の焼いたパンを延々と見せられてもねえ、と思っていたくせに(笑)。

焼き上がりまでまる二日かかりましたが、粉は混ぜるだけで「捏ね」がまったくないんです。そして、焼くときには蓋付きのお鍋に入れて焼く。お鍋の中のスチーム効果でふっくらと優しいパンが焼けるんだそうです。Dutch Oven ダッチオーブンがいいですと書いてありますが私は日本の無水鍋で焼きました。
オーブンに入れた途端ふくらみ始めるパンの焼工程は楽しいものでいつもは座り込んで眺めてしまうのですが、今回焼いたサワードゥはお鍋の中なのでそれができなくて寂しかった。

こちらが真ん中から切った写真。

Air Pockets 気泡がこんなに大きいのは発酵が足りないせいだそうです。焼く前の最後の発酵は5時間位ほっておいたので、それ以上、と言うと半日は発酵させないとダメみたいです。
とにかく待ち時間が長いけれどその合間の作業は数分もかからず、簡単なような、難しいようなサワードゥ・ブレッド作りでした。まあ何とも香りが良くて美味しゅうございます。よく噛むと「味の素」のような何とも言えないうまみ。サワードゥはそれこそ何十年も生き続けるらしく、年月を重ねるとだんだんと Sour 酸っぱ味が増してくるということでこの名がついたということです。
実は私は完全なごはん派で、パンはあまり食べないのですよ…。たくさん食べすぎるとお腹が張るので、もしかしたらGluten Tolerance グルテン耐性が低いのかも?
以前、吉川ひなのちゃんの本に小麦粉がお水と混ざって指にネチャネチャと付いてくる感じ、パンを食べるとお腹の中であんなふうにべとべとしてしまうの?と感じてそれ以来グルテンフリーを志していると書かれてありました。これ、読んで後悔した….それ以来、パンやスポンジケーキを見ると何となくとあのネチャネチャ感が思い起こされてしまうようになってしまったのです。
サワードゥ・スターターを作る過程で一日置きにビンの中の半量を捨てるという作業が入るのですが、それがスプーンやシンクにつくととてもべとべとして取れにくい。ひなのちゃんの言っていることは当たってんなあと確信してしまいました(・_・;)
だからパンは焼いてももっぱら家族のお腹におさまります。食べなくても、作る過程が楽しくてたまらない。粉と水だけで酵母ができ、それを更に粉を混ぜて時間をかけるとあんなにいい香りの丸いふわふわしたものが出来上がる。焼く温度、湿気、空気の含み具合で全く出来上がりの違うパンができてくる。科学実験です。ドキドキです。
残ったスターターは蓋をしめて冷蔵庫で眠っています。次に2日かけてパンを焼く時間ができたら冷蔵庫から出して、新しく粉を足してまた同じ作業の繰り返しです。今度は中に何かを練り込んだちょっと変わったレシピも試してみたいと思います。



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