高市流・外交戦略とメローニ首相の秘密のメッセージ。

世界情勢・政治

ま、はっきりいってアジアの小国?おばちゃんが購読するニューヨーク・タイムズでトップ記事に取り上げられることは少ない日本だが、先週大きくとりあげられたのは、なんといっても「ドラム外交」そして「女子会外交」の2つであった。

李首相も楽しそうだったが、BTSの曲に合わせてドラムを叩く高市首相のほとんど恍惚とした表情がなんとも印象的だった。気分転換が上手そうだね。そして「ジョルジャ・サナエ」ラブラブ外交。二人のニコニコぶりやイタリア語のハピバソングはまあ、はっきりいっておっさん政治家同士の堅苦しい邂逅より見ていて楽しい。首相官邸のインスタ画像の終盤、車の前で二人がハグしながらでメローニ首相が高市首相に言った言葉が訳されていなかっようなのでこちらで。

You can count on me.  Anything you need.  I know it’s not easy.  But we will do it together.

私を頼りにしてちょうだい。必要なことはなんでも。簡単じゃないのはわかってる。でも一緒にやっていきましょう!

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と男社会で首相にまで上り詰めた苦労を分かつ、保守派女性首相二人。私らには理解できない深さの心の交流があるに違いない。

とにかく。アメリカに頼ってばかりいるのがやばい状況となった今、少々型破りでも日本と各国の友好性を世界に強く印象付ける戦略は賢いと思った。この報道の数日後に衆議院解散のニュース。ニューヨーク・タイムズでは「鉄の女の大バクチ」「支持率が高いうちにスピード解散で長期権力の足固め」「わいろ問題の封じ込め」となかなか冷静な報道。ニコニコドラム叩いたりサンリオのお土産を渡したりするだけのワケワカメ首相ではないのはわかってる様子。

カナダと中国が今週、フランスに続いてお互いの関税を引き下げるなど画期的なパートナーシップを発表。スピーチで「(アメリカ中心の世界のシステムから)New World Order(新しい世界秩序)に移行する」と、世界中みんなが思ってたけどなんとなく口にするのが憚れていた現実を指摘。

去年の4月にアメリカが関税を発表したときには、覚えていらっしゃるだろうか、赤沢大臣は実に6回?7回?訪米してなんとか関税の引き下げをと合議を繰り返した。各国首脳が強気に出てみたり譲歩してみたり、入れ替わり立ち替わりホワイトハウスにご機嫌伺いに訪れた。9ヶ月が経過し「交渉してもムダ」、「アメリカ無しでやっていける方法を考えるほうがよほど建設的だよね」と世界中が現実を受け入れた感じ。

たしかにね、アメリカなしでも商業的には世界は全然やっていけるかも????ものすごく乱暴なまとめ方だけど、国内総生産の額だけで見てみると西側諸国合計はアメリカをかるーく抜いてる。インドや中国もこの経済圏にゆるーく参加すると合計はアメリカの2倍。困るのは軍事とハイテクシステムだけど、日本とヨーロッパはアメリカ国債をたくさん持ってることを忘れちゃったんだろうか?一斉に売りに出されたらアメリカは困るのに。

グループ(勢力) GDP合計(2026年予測)
1. アメリカ合衆国 約 31.8兆ドル
2. 日本、韓国、EU、イギリス、オーストラリア、カナダ合計 約 41兆ドル
3. インド + ASEAN + アフリカ 約 15兆ドル
4. 中国 約 21兆ドル
5. ロシア + 北朝鮮 約 2.5兆ドル

カナダのカーニー首相、グリーンランド問題についても歯に衣着せぬ発言があった。「アメリカがグリーンランドを攻撃したら、カナダはNATO加入国なので、NATO第5条規約に則って行動する義務があります」。第5条とは、NATO加入国の一つが攻撃されたら加入国全体が攻撃されたとみなして軍事的行動に出ます、という規約。カナダとアメリカが軍事対立???オーマイガ。

今朝はあの人が「ノーベル平和賞をくれなかったんだから私には平和を保つ義務はない」と発言。なんかさー世界中の他の出来事がかすんじゃうよね。毎日こんな調子でとんでもないことが続くアメリカ。っていうかアメリカ発の世界のトラブル。

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