先日、お菓子パンを焼こうと思ってレシピを検索している時にまるで組み紐の飾りのような出来上がりの美しいシナモンロールが目に止まった。どうやったらこんな形にできるのか気になってリンクのYou Tubeまで飛んだ。
このおじさん、フランス人のようである。最初の1分くらい英語で喋ってると気が付かないくらいのおフランス語訛りだ。動画さえ見れれば何言ってるか分からなくても全然支障はない(組み紐型シナモンロールの成型は2分30秒過ぎです)。
それにしてもこのオーブン!一体のこの変わったオーブンは?これ、もしかしたら昨今大人気のピザ・オーブン?
さっそくこのGOZNEYというサイトに行ってみると

やっぱりピザ用のオーブン。サイズも色々ある。この動画は大型だけど、サイズもいろいろあるみたい。
アメリカの一軒家にはバーベキューグリルがあるのが割と普通で、我が家もプロパン式のガスグリルがある。これでホットドッグやハンバーガーをワイワイと焼いて庭でパーティというのは夏の風物詩だ。
アメリカは自由なようで実はいろいろと不文律のようなものがあり、基本的にはグリルは男性の仕事。野生の血?が騒ぐのかバーベキューはお道具やレシピに凝るおとうさんも多く、6月の父の日のプレゼントのダントツ一位はグリル関連の小物たち(あるいはグリル本体)である。庭にスモーカー(燻製器)も揃えるという人もいて、高さ1m位の小さな縦筒型のスモーカーは手頃な値段で手に入る。
で、ピザ・オーブンである。バーベキューグリルに直接のせて蓋をして焼いたピザをごちそうになったことがあるが、底の焦げ目がなんともいえず美味しかった。バーベキューグリルだけでは満足できず今度はピザ・オーブンがほしいという人も増えてきているらしい。YoutubeにはDIYピザオーブンの作り方もたくさんアップされている。ホームセンターでレンガを買ってきて積み上げて作るのだ。
ハンバーガーを出すパーティはたくさんあるだろうけど、手作りピザとなるととっても特別。人と集まるのもピザも好きなアメリカ人にはお庭にパーソナル・ピザオーブンがあるというのは魅力だと思う。
ピザは言わずとしれたアメリカの国民食だが、私がこの国に来た頃のピザと言えば(大学のカフェテリア)あまりの油っぽさに紙ナプキンをそっとピザに乗せて油を吸わせてから食べたなんてこともあった(・_・;) お腹が空いたときのエサと言ってはなんだが「今夜は面倒だからピザですませよう」と言う感じで、おしゃれなフードグループからは程遠かった。
今では同じ食べ物とは思えないくらい進化して、本場イタリア風のアルチザンやグルメピザ、おしゃれな石窯ピザ、天然酵母のピザと、「なんでもいいから腹ごしらえ」という感じのピザのイメージとは違ってきた。
これは、マンハッタンのローワーイーストサイドにある石窯ピザのレストラン Marta。インテリアも外観に劣らず大理石を使った重厚なデザインで、お洒落なカクテルもワインも充実。アンティパストも生ハムメロンにポルチーニ(きのこ)ソテーなど、めっちゃおしゃれだった。ちょっと「ピザ屋」という感じではないでしょう?
さて、COZNEYのパーソナル・ピザオーブンに話を戻すと、上の写真はDome ドームというモデルでお値段は$1,999。26万円。ピザをお店で注文して20ドルとすると100枚焼いたらもとは取れる….100枚のピザを食べるのに何年かかるか?

この黄色いちっこいのはガスに接続するタイプで$500。ピザ25枚分と思うとお手頃….か?ピザがとっても好きならまあ、考えるお値段だろうか?

アメリカでは年間30億枚のピザが売れ、毎秒(秒ですよ)350枚のスライス(ラージサイズの8分の1サイズ)がお腹に収まっている。市場規模は450億ドル(約6兆円)。そして10月は
National Pizza Month ピザ月間
である。一日に100エーカー分のピザが売れるとのことだけれども、この統計にはとうもろこし畑の代わりに延々とピザが広がる畑野中の一本道を車で走っているビジュアルが浮かんでしまった!



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