メーガン妃のネトフリ契約の中身を分析します

セレブ・ロイヤルファミリー

今日もブログを読みに来てくれてありがとうございます。先日のブログ「メーガン妃の ブランド戦略を分析します」の続編になります。

メーガン妃のブランド戦略を分析します
メーガン妃のネットフリックス番組の新シーズンが始まりました。それに合わせてネトフリとのコラボ商品が並ぶはずのウェブサイト、商品の配信は9時間遅れ。ブランドイメージ、戦略、PR、とプランのずさんさと「素人が遊びでやっている」感が隠せません。

メーガン妃の Netflix ライフスタイル番組『With Love, Meghan』のシーズン2が8月26日に配信開始になったが、同時発売になるはずの番組とのコラボ商品の発表が遅れ、肝心のカリフォルニア(カリフォルニア風のライフスタイルを押し出している番組とブランドだ)では発売時間が真夜中12時。そういうちょっとした詰めの甘さは命取りになりかねない、と書いた。

番組の方は、ネットフリックスによるとシーズン2配信開始から3日で世界で260万回視聴されてみごと週間トップ10にランキングした。4月に配信開始されたシーズン1は4ヶ月かけて530万回視聴(ランキング383位と散々)だから、その半分を3日で達成したことになる。これだけの人が配信になってすぐに番組を見に来たのに、サイトに行って商品を買おうとした顧客層を9時間も取り逃したのはなおさら手痛い。

シーズン1は、メーガン研究家としては見ないわけに行くまいと見始めたが内容のお粗末さに15分でリタイア。夫は「コレはコメディとしてみるもんだろう?」とゲラゲラ笑いながら視聴し、1エピソードを完遂した。

おばちゃん家に限ったことではなく、気取ったメーガンをパロった数々のミーム動画がTikTokやインスタを埋め、番組内で紹介されたバスソルトを作って入浴したら皮膚にひどい炎症ができたとある女性がメーガンとネットフリックスを提訴した。「メーガン・マークルがそんなモノ食べるの??」とおちゃめにからかったゲストに対し「わたし、もうマークルじゃないのよ、サセックス(公爵夫人)なの」と目をキラリと光らせて注意するシーンがあらゆるところで再生された。

アンチ・メーガンのおばちゃんはどうしても辛口批評になってしまうので、公正を期するため Gemini グーグルAIに評判をまとめてもらったのをこのブログの最後にコピペしておきますね。おばちゃんが書くよりかえって辛口なくらいだったけど。

おしゃれなライフスタイル番組のはずが完全に「イジりモノ」になってしまったにも関わらず決定したシーズン2、そしてうまく行っているとは言えない彼女のオンラインビジネスとネトフリがタッグを組むということで話題になっていただけあって、視聴率の滑り出しが好調なのはいいことだ。

「友達がいなくて大物のゲストがでてくれない」ことも批判されたが、シーズン2の合計8エピソードのうち2エピソードに大物セレブシェフが登場する。ニューヨークの「Milk Bar ミルクバー」(シリアル味のアイスクリームや細長く高さのあるケーキで有名)オーナーで有名なパティシエ Christina Tosi(クリスティーナ・トッシ)さんと、ウクライナ、能登地震、ロスの火事など人災天災の世界各地に温かい食事を届けることをミッションにしている World Central Kitchen ワールド・セントラル・キッチンを率いる José Andrés ホセ・アンドレアスさん。

ホセ・アンドレアスさんとワールド・セントラル・キッチンについては過去ブログでご紹介しました。

Food Waste 🍛 食品ロス再考
今週はずっと Too Good To Go (TGTG) と言うフードロス防止のアプリについてご紹介してきたのだが、先日とうとうおばちゃんもアプリを使ってリアル体験、近所のアイスクリーム屋さんから夕方に売れ残った半端なくでかいクッキー1ダー...

クリスティナさんのミルク・バーのサイトはこちら。

Milk Bar: NYC's #1 Bakery Ships Desserts Nationwide
Cakes, cookies, pies and more! Christina Tosi's Milk Bar is an award-winning bakery known for familiar yet unexpected de...

この2エピソードだけは、いずれ勇気が出たら見てみようと思っているのでそのときはレビューを投稿します。イギリスの新聞にはさっそくシーズン2の批評がのり、今回彼女につけられたあだ名は「モンテシート(彼らが住む高級住宅街)のマリー・アントワネット」。メーガンの「空気の読めなさ」が「パンがないならケーキをお食べ」と言ったマリー・アントワネットを彷彿とさせるからだという。このコメントだけでなんか、想像ついちゃうな。

気になる収益や、ネトフリとの契約っていうのは一体どうなってるの?

オンラインサイトについては、販売数量や売上は一切公表されていないが「推定数万ドルから数十万ドル」1000万円に達するかどうかというところのよう。運営費製造費を入れると、赤字かも、というあたりをウロウロ。

さて、番組のほうはもうちょっと複雑。

王室離脱してアメリカに引っ越してきた5年前、2人はネトフリと独占契約を交わしている。総額100ミリオンドル(150億円!)と言われた契約は、はいドウゾ、と150億円をもらったわけではなく、その約4分の1(約37.5億円)が一時契約金として支払われ、残りは契約期間の5年間に2人がコンテンツを制作するごとに支払われていく決まりだった。

ネトフリ側はもっと精力的にいろんなコンテンツを出してくれると思っていたようだが、5年間に発表された番組は5つのみで、そのうち話題になったのは最初に制作された王室暴露のラブストーリー「ハリー&メーガン」。次がメーガンの「With Love, Meghan」だけで、あとの3つはとんでもない Flop フロップ(大コケ)に終わった。

下の表は、過去5年間に制作されたコンテンツの制作費(ネトフリが負担)とその制作費の中から出演やプロデュース料として2人に支払われた金額の推定である。正式発表になった数字にハリウッドの報酬慣習を鑑みて計算された下の数字はあくまでも推定であることをしるしておきます。

番組名 推定制作費(億円) 2人の推定報酬(億円)
ハリー&メーガン 37.5 22.5
Live to Lead 6 1.5
ハート・オブ・インヴィクタス 22.5 9
With Love, Meghan 7.5 3
POLO 12 6
合計 85.5億円 42億円

(報酬は制作費に含まれる)

5年間の契約終了に当たる今年、ネトフリは独占契約は解消して「ファーストルック契約」に切り替えた。二人の制作案件は他社ではなくまずはネトフリに持ち込むことという権利をネトフリが取り付けたのみで、その後の制作を負担する義務を解消した小ぶりの契約である。

上の表が正しいとするとネトフリは一時契約金37.5億円(推定)と合わせて5年間に123億円使ったことになるが、それに見合うリターンはなかったよう。

今回のファーストルック契約の一時金は「推定数百万ドル」としかわからないが、前回の37.5億円に比べると10分の1以下。商品コラボに関しては、販売チャンネルを提供するなどの「協力」のみで、今後もネトフリ側の出資はないという(要・確認)。

シーズン2の批評も1に劣らず厳しいが、昨日配信になったブルームバーグオンラインでのインタビューでメーガン様は堂々と「私のレシピにイジワルな批判をしてるくせに、実は家で作ってるって人がたくさんいると思ってるの」。いや、ない。あんな素人パスタ、丁寧に真似して作ってるようなヒマな人はいない(と思う)。そして、同じインタビューの中で「王室時代には大嫌いな肌色ストッキングを無理やりはかされた」ってまだ言ってる。いい加減にしな、あなたが王室にいたのはわずか17ヶ月なんだから。シツコイよ。

先日も言ったが、There is no such thing as bad press 悪い報道なんてものは存在しない、つまり「話題になったもの勝ち」をマントラに我が道を邁進するたくましいメーガン妃。スキか嫌いかは別として、過去も恥も爵位もなんでも売ります的なビジネスモデルを捨て身で築かんとしているところは、なんか、すごい。ネットフリックスに逃げられないよう頑張って!

 

おまけ:Google AIがまとめたシーズン1の批評はこちら↓

”多くのレビューは非常に批判的で、この番組を「不自然」「気まぐれなだけ」「退屈」と評しています。批判の主な点は以下の通りです。

  • 信憑性の欠如: この番組は、メーガン妃自身の家ではなく、借りたモンテシートの家で撮影されており、一部の批評家は「アットホーム」というコンセプトが不誠実だと感じています。アクティビティや会話は、綿密に脚本が書かれており、自発性に欠けていると見なされています。
  • 「共感できない」要因: 批評家は、精巧で時間のかかるクラフト(押し花ネックレス作りなど)やレシピ(80人のクルーと共に料理を準備するなど)に焦点を当てていることが、平均的な視聴者には現実離れしており、「簡単」だと提示されても「ガスライティング」のように感じられると主張しています。
  • 「暴走したPinterestボード」: 番組の美学は、ニュートラルな色調、食べられる花、完璧なリボンが過剰に演出されており、見た目は美しいものの、「魂がなく」「甘すぎる」体験になっていると表現されています。
  • 「自己満足のプロジェクト」: 一部のレビューアは、この番組が明確な目的や魅力的なコンテンツを持つものではなく、メーガン妃が慎重に管理されたイメージを提示するための自己陶酔的なプラットフォームであると示唆しています。”

 

 

 

 

 

 

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