日当たりの良い庭の一角。我が家では通常「Hatake はたけ」と読んでいる家庭菜園は「キッチンガーデン」と書くといきなりおしゃれ度アップでこそばゆいけど、確かに立派なキッチンガーデンなのである。毎日畑で取れたものを食べて生活している。
先日Yahoo!ニュースで面白い記事を見つけた。

「SNSで家庭菜園情報を発信している「ばう(@baw_saien)」さんに教えていただいた【夏野菜の栽培にかかったお金&7月に収穫した夏野菜の量】、そして【同じ量の野菜をスーパーで購入したときの金額】の検証」の記事で、菜園の初期費用7,950円、取れた野菜を購入したらの推定が2万246円で、1万2296円の黒字だった、というお話。収穫が本格化する8月、9月を入れたらすごい黒字になるね?
いつも食事をしながら食費のセーブになってるなあと思ってるけど、うちも統計取っとけばよかったぁ。来年はやってみよう、うちも黒字なのは間違いないよ!
だが、この秋は畑にかかる予想外の出費がありそうでがっくりきてる。夏の収穫が落ち着いて秋の野菜を植えるこの時期、畑に肥料を混ぜ混ぜして栄養補給をしなくちゃいけないんだけど、生ゴミと菜園くずで作り続けた有機肥料に思いがけないアクシデントがあり、袋入りのを買わなきゃいけなくなっちゃった。5袋は必要だから、25ドルかける5袋で1万8000円くらいになっちゃいそう。
せっかくできた肥料の中に怖いハチが巣を作っちゃって(汗)
お花に群がる可愛らしい花バチ(Bee ビー)とは違う、狩りバチと言ってその名の通り狩りをするので攻撃的で知られるススメバチの仲間、Wasp ワスプバチ。土の中に巣を作るらしい。そこをいきなりおばちゃんがスコップでザクっとやっちゃったもんだから大変なことになっちゃった。ふわーーーーんと土の中から湧いてきたワスプの群れ、慌てて逃げたけどしっかり数か所刺されちまった。幸い、命取りになると言われてるワスプアレルギーは持ってなかったらしく、死ななかったけど痛かった。肥料はあきらめて(涙)ハチがおとなしくなる初冬に駆除に来てもらう。
自家製有機肥料は、試行錯誤を重ねた上に落ち着いたのが「ボカシ肥料」である。細菌で生ゴミを分解させる通常のやり方(くさい、時間かかる、庭の動物に荒らされることも)とは違って、さすが日本古来のボカシ法、最近はこちらでも割と広まってきたように思う。ヌカ漬けと同じ原理で「発酵」させて栄養素を引き出すのがボカシ。
キッチンにはボカシ用のバケツが3つ重ねてあり、毎晩の生ゴミを放り込んで市販の「ボカシ粉」と混ぜておくと発酵が始まり、バケツの中はぬか床と全く同じ匂いになる。発酵がある程度進んだら戸外のコンポスト入れに移してそこでさらに発酵、1ヶ月くらい経ったら完成。真っ黒、ほかほかのおいしそうな土が出来上がる。

amazonで購入。製造元はカナダの会社。日本のアマゾンで買う場合は、これ。

プラスチックでしっかり蓋が閉まるので、ニオイ漏れは全くなく室内やベランダで簡単に作れます。

ボカシ粉の大袋、こちらもアマゾンで購入。混ぜるときにはヌカのような、ミソのような甘い香りがして日本人にはたまらん。日本のアマゾンだとこれかな。

ボカシ粉は、日本なら米ぬかが簡単に手に入るので、「EM菌」というのだけ購入してご自分で作るのが一番コスパが良いらしい。作り方はこちら↓
小麦のブランでも作れるんだけど、こちらではブランとボカシ粉の値段が変わらないのでプロがちゃんと作ってくれたボカシ粉のほうを買ってます。
ただいま東海岸では、なすとピーマン、トマトといんげんが収穫のピーク。

よく作ってるのが「ナスの蒲焼丼」。いわゆる「なんちゃって・うな丼」。甘ーくして、京都のおみやげに貰った「黒山椒」をかけていただく。なすとピーマンの南蛮風や、母がよくお弁当の隅っこに入れてくれたピーマンと卵の甘辛いため。食卓に並ぶたび、奥さんが喜ぶツボを心得た夫が「これ、レストランで食べたら20ドル以上するよねえぇ」とヨイショしてくれるので、たいへん鼻が高い。
趣味と実益(と減量)を兼ねたキッチンガーデン、皆さんにもぜひ始めていただきたい。肥料だって意外と簡単にできるし、まずは育てるのが簡単なトマトとハーブから。ハーブはもともと雑草なんだからほっといてもどんどんできる。
次回は我が家で育っている和洋ハーブ類を写真とともにご紹介します。



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