ペットロスでもアメリカ炎上は止まってくれない

犬のいる暮らし・子育て

15年をともに過ごした愛犬が旅立った先週からわが家では時間が止まってしまったかのよう。この週末、ニューヨーク地方は30年ぶりという大雪に見舞われた。静かに続く雪に降り籠められてしんとした家の中、彼の不在をひしひしと感じる辛い週末だった。

さ、わが家は時間が止まってたかもしれんがアメリカ炎上は相変わらず、どころか、この1週間でさらに加速したような気がする。長男が逝った木曜日はアメリカ最高裁がトラ★プ関税の大部分が憲法違反である、と判決を下した日だった。関税なくなる??と糠喜びしたのもつかの間、別の法律の穴をかいくぐって全世界対象に一律15%の付加関税が発表された(日本では鉄鋼、アルミなどの関税は最高裁の判決に関係なく継続される上に今回の15%がさらに上乗せされる!)。2月24日から施行らしいがこれに反応してアメリカは株式市場が大暴落。ほんとメーワク。

ヨーロッパではエプス★イン事件に絡んで弾劾や逮捕が多数出ているというのに、震源地のアメリカでは法的に責任を問われているのはエプの共犯者、マックスウェル1人だけ。多くの文書がいまだ隠匿されており、さすがに世間も黙っちゃいない。

えーと他には…と。今週だけでも数え切れんニュースの数々。関税、イラン攻撃の可能性、グリーンランド占領問題、環境問題など多岐にわたるアメリカの迷走ぶりは真っ当な交渉でなんとかなるというレベルではない、と日本を含む西側諸国は今では認識していて、アメリカを排除した同盟を結ぶとともに、あと3年弱の任期がおわるまでなんとかSlow Walk スローウォーク(のらりくらりと時間を稼ぐ)を続けて乗り切ろうとしている。

国内ではさすがにそうは行かず、各地で草の根運動やデモが続く。政権の支持率は過去最低に落ち込んだが、まだ「支持」率が成立するというのがオドロキ。11月の中間選挙でなんとか民主党過半数を取り戻し議会レベルで政権の暴走を阻止する、というのが当面の目標。3年後に次期大★領選で現政権の閣僚たちを一掃し、本格的にアメリカの立て直しをはじめた時はきっとめっちゃ気持ちいいだろうなあと夢見るような気分になっていると…。

いきなり大きな音がして、外を見ると凍った地面でひどくスリップした車がわが家の塀に突っ込んでる!おーまいがっ。牽引車で引っ張り出すほど強く追突したにも関わらず、運転していた近所のおじさんは無事だった。ちょっとお写真をシェアすると…

地面凍っているので春まで塀の修理はできないだろうな。

庭も道も危ないのなんのって。旅立った長男(犬)の弱った体ではこの積雪を乗り切ることは到底できなかっただろうことを思うと彼の Departure デパーチャー(旅立ち)のタイミングの良さを嬉しく思い、介護がなくなって格段に楽になった自分の腰と膝にほっとし、今まであまりかまってやれなかった下二匹の世話に没頭する。これからたくさん良いこと楽しいこともあるもんね、お母さん頑張るからね、と天国にいる彼に話しかける。ペットと人生をシェアするこれ以上ない喜びと最後の悲しみはワンセットでやってくるんだナ、と実感する。

いろんな体験と思い出をひとつひとつ箱に詰め、心の収納庫に積み上げていくのが人生だとしたら、彼と過ごした15年は喜びも悲しみも大きすぎてどこかで特大サイズの箱を調達してこなくちゃとてもじゃないが入りきれない。この狂った時代が終わるまで、じっとアメリカ炎上の観察を続け、必ず形ある記録に残すと決めている。メソメソしないでお母さんは頑張るからねっ。

温かいメッセージを送ってくれた読者の皆さん、ほんとにありがとうございました。ご自分の体験をシェアしてくださった方たちと繋がれたのは、なくなった私たちのペットのおかげですネ。嬉しく思います。

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