熟年市場 (1)

おもしろ英語・おもしろUSA

10年くらい前、お向かいに引っ越してきたご夫婦は最初「パーティで知り合ったの」と言ってたんですが、親しくなってから「実はオンラインのデートサイトだったのよ」と恥ずかしそうに教えてくれました。

オンラインで知り合うというのが特に私達の年だと一般的じゃなかったし、オンラインで登録しないと彼氏彼女を見つけられない人、とかオンラインで登録してまで見つけたい人、とか、まあ、あんまりおおっぴらに宣伝して歩くことではなかったように思います。

私達夫婦はもう結婚して長いのです。この歳でまたお化粧や服装に気を使って、好まれるような話題を準備してデート市場に再デビューなんて思うと膝が萎えるくらいめんどくさい。しかもそのデートの機会を自分でオンラインで見つけるなんて考えただけでクラクラ。必要も興味もなしということで、オンラインデートサイトについての知識はゼロでした。

が、先日夫が離婚をしたお友達と飲みに出かけて、最近の熟年オンラインデート市場についての生情報をたくさん仕入れてきたんですよ。

このお友達とは長い付き合いですが、奥さんがあまりにこわいので疎遠になってました(笑)二人が離婚してからまた最近親しくしていて、最近雰囲気が変わったなあとは思ってたんですよ。なんとオンラインデートのサイト「Bumble」にちゃっかり登録、しかも彼自身のお言葉、

I’m pretty successful  かなりいいセン行ってんだよね〜

この、飲みに行ったお友達はそういうこととは無縁そうな学者肌、というか要するにオタク。見かけはまあ地味です。特に離婚前は髪もボサ〜、ズボン丈が微妙に短い、ちょっと気弱そうでいつもなぜかマドラスチェックのシャツ。好きみたいです。

それが。じゃんじゃん「お会いしません?」ってメッセージが女性の方から入るっていうじゃないですか!

彼自身の分析によると、60歳近い年齢層というのはまず競争率が低くなる、登録者数が他の年代に比べ少ない(彼自身の表現で「もうそろそろ死に始めたちゃったりするしさ〜」)。

そして彼が思うに「お腹が出ていない」「出身がヨーロッパである」そして申し訳ないが「ハゲてない」….この3点が強力なアドバンテージみたいである、と。

もう何人もデートして、真剣に長いおつきあいを考えた人もいたけれど、ま、色々と熟年同士だと事情があってそう簡単には行かなくて今はいいお友達になったとか、一緒にスポーツに出かける58歳のマッキンゼー重役とか、すっかりオンラインデートサイトを使いこなすようになった元・オタク。

私も利用するかどうかは別として、ちょっと知識を深めなくてはとググりました。これで今日から熟年向けデートサイトの広告がガンガン来はじめることと思います。

私が学習した熟年サイトの詳細は、また明日。

*そうこうしているうちに私のインスタにはもう広告が入りました。ガンガン広告はいる、っていうのは爆弾がどんどん落ちてくる感覚で

I’m bombarded with ads

と言います。息子がお母さんにデートサイトの広告がたくさん来るのを知ったら誤解しそうです。ふふふ。

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