大戸屋の晩ごはんが1万8千円だった件。

ニューヨーク・旅行・暮らし

この年になると誕生日なんて「お祝い」する気にはまったくなれん、いっそ来てくれないほうがなんぼか良いんだけど、避けることはできずこの土曜は嬉し恥ずかし〇〇歳のお誕生日でした。当日には離れて住んでいる子どもたちが帰ってきて、ストロベリーの可愛らしいケーキにろうそくを立ててくれた。願い事をしたら、と言われたのでいつものように「ファーストクラスでばんばん旅行ができますように」と唱え、なんだか弱々しいろうそく(湿気ていた?)を吹き消した。

翌日曜日は家族でマンハッタンまで足を伸ばし、コネでただで入れる美術館をひやかしたあと近くのチェルシーマーケットにオープンしたばかりの MUJI Cafe を見学に行く。カレーや親子丼が食べれるらしいよ。特にロボットが飲み物作ってくれるコーナーは結構な人だかりだった。MUJIとUNIQLOはもうすでに生活に定着した感あり。

ウェストビレッジまでブラブラ歩き、手芸屋さんをのぞく。マンハッタンは例外を除いてお店やカフェはワンコ連れでの入店がオーケー。レストランはテラス席なら連れて入れます、というころが多いけれど、大体はわんこがふつーの顔をして座ったりブラブラしたりしてる。この狭い店内にも白い毛むくじゃらを発見。

West Village Knit and Needles 225 W 10th St, New York, NY 10014

Home | West Village Knit & Needle

つぎはここ、OSLO Coffee Roasters オスロ・コーヒーロースター。ブルックリンのおしゃれ地区、ウィリアムスバーグが本店の小さなヒッピー系コーヒー店で、中はごちゃごちゃしてお世辞にもキレイとは言えないんだけどなんとも言えないウェストビレッジ感が。どうも近所に住む俳優さんたち御用達の店らしくて、店内には「この人見たことある」という人が数人。特に、大きなエスプレッソマシーンの隣に立ってオーナーさんとおしゃべりとしていた背の高い女の人は有名な人(だと思う)「あの人、何に出てたっけ」と家族でひとしきり頭を捻ったが思い出せず。

OSLO Coffee Roasters 236 W 10th St, New York, NY 10014

…その後はユニオンスクエア、ワシントンスクエア方面までかなり歩き、小物やさんに立ち寄ったり、Ole and Steenというデンマーク発のカフェチェーンで北欧風シュークリームを頬張ったり。

Ole and Steen Union Square 873 Broadway, New York, NY 10003

オスロ・コーヒーといいこのカフェといい、北欧名が目立つ最近。やっぱりどこでも人気があるね。

のんびりブラブラと楽しかった快晴のマンハッタン。この日の3つの Take Aways テイク・アウェイ(ポイント、要点、学び)は以下の通り。

①週末は車が混んで混んで1時間以上かかるのが常なのに、ニュージャージーとマンハッタンをつなぐホランド・トンネル経由でたったの39分だった。今年から始まった「マンハッタン渋滞税」のおかげで車の台数がぐぐっと減っているみたい(マンハッタンの大部分をカバーする課税地域を通過するたびに車1台につき9ドル、課金システムを搭載していると6ドルのタックスが課される。ローワーマンハッタンとアッパーを往復すると両方向課金されるのでその倍となる。課税地域を避ける裏道コンビネーションとかそういうのがTikTokには溢れているよ)。帰りもスイスイだったので、まあ12ドル余分に払った(課金システム持ってるのだ)価値があったとしよう。

②アメリカ人は「紙の本」をよく読む。チェーンではない町の本屋さんは例外なく盛況で、立ち寄った小さな書店 Three Lives & Company のこの混みようを見よ。

 

Three Lives & Company 154 W 10th St, New York, NY 10014

Three Lives & Company - Home

独立店では、大型店にはない Quirky クアーキー (ちょっと変わった、一捻りした)本のセレクションが楽しめる。こんなのとか。

 

津島佑子さん「山猫ドーム」、柚木麻子さん「バター」など。日本を含むアジアの小説の翻訳本はとっても人気がある。

③全国一律激しくインフレのアメリカだけど、マンハッタンの物価はさらに目を剥く。晩ごはんはユニオンスクエア近くの「大戸屋」で食べたんだけどね、そう、あの大戸屋ね。「沖目鯛の醤油こうじ漬け焼き定食」と「とんかつ定食」を2つの合計3人分とサッポロビールのグラス一つでチップ込み120ドル。1万8千円なり。

大戸屋ウェブサイトで値段を調べたら日本の店舗では「沖目鯛の醤油こうじ漬け焼き炭火定食」1290円、とんかつは日本のメニューに見当たらないので「デミグラスチキンカツ定食」と似た値段と推定して970円。日本で同じものを食べたら4000円でお釣りが来た計算になると思うと、もうこの国に住んでる価値はあるんか???と真剣に頭をひねる…。そして、おばちゃんの沖目鯛は「炭火焼き」ではなくただの「焼き」だったこともここに記しておきます。

 

 

 

コメント

  1. oregontabby より:

    過去記事のとこから、読みに来ました
    やっぱりニューヨークって、西海岸とは違うんだなぁ~・・・と思いました
    ヨーロッパに近い雰囲気を感じます

    ポートランドのダウンタウンには有名な書店パウエルズがあります
    が、わたしが住む郊外では個人経営の本屋さんは・・・もうないかも・・・です

    レストランが日本から進出してくるのはうれしいけど、めちゃくちゃ高いのは、同じです
    去年(だったかな?)くら寿司がオープンして、喜び勇んで行ってみましたが
    わたしはそこそこ食べ、オットは満腹にならなかったのに、えらい金額でした
    行く前に、何か軽く食べてからじゃないとだめだねぇ~、と話したことでした(苦笑)

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