世界に広がる悪のニューロン網、★プ★タイン文書

世界情勢・政治

最近ビンジウォッチしていたアマプラの「The Night Manager ナイト・マネジャー」 というイギリスのスパイものシリーズを昨夜見終わった。日本でも大人気のお兄ちゃん、トム・ヒドルストン主演で日本でも1月にシーズン2のストリーミングが始まったらしい。

世界を舞台に悪いことばっかりしているビリオネアの武器商人とMI6(イギリス版CIA)の上層部が実は繋がっていて、オリビア・コールマン演じる女性スパイの助けを借りてトムさんが悪い人たちををやっつけていく、というドキハラもの。ま、始めは面白かったんだけど最後はけっこう義務感で見終わった感じ。おばちゃん的には★3。

アメリカで2011年から8シーズン続いた大人気のドラマ「Homeland ホームランド」。こちらもCIA内部に腐敗した人たちがいたり、ウソー!というくらい残酷で強欲な政治家がでてきたり。ナイト・マネジャーもそうだけど、世界に暗い闇が存在するのは頭ではわかっていても、わたしらにとっては「全く架空じゃないかもだけど、やっぱフィクション、ドラマや映画の中の話」って感じで見てたんだけどね、ああ、先週の金曜日に公開された例のエプス★イン文書。事実は小説より奇なり。

世の中には「ナイト・マネジャー」を地で行くどころか、ドラマとは比較にならないくらいもっともっと深くて残酷で悪いことしている人達が集まって住んでいる狂った世界が存在する、という事実をもう否定できなくなってしまったよ?っていうかさ、ハリウッドの脚本家たちはそういう世界の存在をさりげで知ってて、事実をネタに物語を形作っているんだろうね。

この1週間、新たに公開された300万件もの証拠書類をつぶさに追っているジャーナリストがたくさんいて、それぞれ違った方向から光を当ててとんでもない組織犯罪の輪郭を掴もうとしている。性的人身売買が一番おもてだって取り沙汰されているが、その裏で明らかになりつつある金銭の動き、権力者たちのネットワーク、政治への影響力、司法の関与といったら。

名前が出てくる人たちはみな、Political Elite(政界の実力者)、Business Elite(ビジネス界の実力者)、Legal Elite(法曹界の実力者)、 Academic Elite(学会の実力者)、Hollywood Elite(ハリウッドやエンタメ界の実力者)。1人の男を中心に、これらの人たちが、脳みそをつなぐニューロンの網を連想しちゃうような細かさでこの世のあらゆるところに広がっている。

その一人ひとりが例外なくものすごいお金持ちであり、多くの場合、各ジャンルで5本か10本の指に入るくらいの実力者たちである。お金と権力をここまで手に入れると人は狂気に走るのか、それとも、もともとそういう人たちだからお金と権力を手に入れられるのか。

エプ★タインが一時プ★チンの非公式なアドバイザーとしてアメリカの政治家やイスラエルとの橋渡しをしたりアメリカの政治家の裏情報を海外に流していたのが明らかになった。エプが誰かに送ろうとしているブラックメール(脅迫状)の下書きにチェックと校正を入れて手伝っていたのがアメリカ最大の弁護事務所の代表だった。2014年のロシアのクリミア半島侵攻や2016年の大統領選挙付近の彼らのアヤシイ動きもよくわかったし、大★領に当選したご本人に代わってエプス★インが「財務長官は誰にやらせるべきだろう?」とウォールストリートにアドバイスを仰ぐ内容のメールも公開になった。書き切れマセン。

「イカゲーム」で残酷なゲームを楽しむVIPたちのネットワーク。ドラマの中の「フロントマン」がエプス★インで、ゲームに当たる部分が性的人身売買だろうか。例の島でとんでもないおもてなしを楽しんだはいいが、その証拠を握られてニッチもサッチも行かなくなったバカモノもたくさんいるに違いない。

そう、公開文書には、有名な人達が、変なことをしてたりパンツいっちょだったりの写真が沢山ふくまれているけどさ、なんでそんな写真を撮らせるよ???もっと気をつけるもんじゃないの?そして、お金持ち専用の暗号メールとかじゃなくてフツーのヤフー!メールで会話したりやばい写真を送り合ったりしてるんですけど?守りが甘すぎやしないか?ちょっとそのへん理解に苦しむ。自分たちは特別だからバレたってヘーキと思ってたんだろうか?

リトアニアやイギリスではこの公開文書を元に正式な犯罪捜査が始まった。元王子のアンドリューをはじめ、名前が出てきた人たち生きた心地がしないことだろうネ。自業自得。

アメリカのメディアで頻繁に取り上げられている人物たちは、なんと文書の中で38,000回もその名が出てきたオレンジのあの人、ビル・クリントン、ビル・ゲイツ、ウディ・アレン、マスク、ピーター・ティール、ラリー・サマーズ(ハーバード元学長)など。そして赤沢大臣が「ラトちゃん」と読んで慕って?いるらしい貿易長官。だけどこのへんは実はスケープゴート?名前を黒塗りにしてもらえたラッキーな人たちが、真の黒幕なんだろうね。

ああ、普通の人生を送る小市民で良かった。死ぬまでに一度、ファーストクラスで豪華旅行をするという夢さえ叶えばあとは、悪者やスパイや世界の闇に決して関わることなく地味にシアワセに生きていきたい。

 

 

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