ここ数日、ステマ疑惑、スマホ持ち込み事件、「コロンビア大学行ったはずなのに英語できない」疑惑など、小泉進次郎総裁候補に対するネガティブ情報が出回っている。おコメの命名「ナナヒカリ」や「自民党が、いちばんマシです!」発言など、もともといじられキャラではあるが、総裁選に立候補したとたん急にその質が変わった感あり。もしかして裏には対立陣営の情報操作、ネガティブ・キャンペーンがあったりして?と感じるがどうだろう。
プロの手にかかれば、情報操作なんて赤子の手をひねるようなもの。アメリカ、特にハリウッドや政界では Crisis Management クライシス・マネージメント(危機管理)、Reputation Management レピュテーション・マネージメント(評判管理)、Degital Publicity デジタル・パブリシティ(デジタルPR)に特化したPRという巨大な業界がある。
彼らは常にクライアントの評判に目を光らせて、悪い情報の拡散はコントロールし、スキャンダルの際には各種メディアやSNSで戦略的に情報操作を行って、トラブル時には対立相手のネガティブキャンペーンや悪情報の拡散をも厭わない。巨額な報酬を受け取って暗躍する彼らは、その道のプロなのだ。
総裁選を目前にした小泉候補の悪噂の拡散はタイミングが良すぎて(悪すぎて)ちょっと不自然。これで思い出したのが、映画「It Ends With Us ふたりで終わらせる」で共演したブレイク・ライブリーからのセクハラ告発に絡んで、彼女に対する大々的なネガティブキャンペーンを行ったとして訴訟されたジャスティン・バルドーニのことだった。ライブリーの方も負けず劣らずのくせものだったことがバルドーニが起こした逆訴訟で明らかになってきたが、泥沼化した裁判は来年3月にニューヨークで公判の予定。
ハリウッドの情報操作や心理戦略は、バルドーニ・ライブリー裁判の資料が報道されて、詳しいからくりや仕掛け人たちの素性が明らかになった。バルドーニが雇ったのは、プロ中のプロという評判のPR専門家メリッサ・ネイサンズと彼女の会社TAG PR。まずは約3ヶ月間の「PRパッケージ」を17万5000ドル(2300万円)で購入。ネガティブ・キャンペーンは1ヶ月延長するごとに追加料金は2万5000ドル(400万円)、はっきりわかってるということは「契約書」が存在するということだけど一体どういう内容なんだろ?エグいね。
「ライブリーの評判を地に落とすため、①インスタ、TikTok、X、RedditなどSNSで匿名アカウントを大量に作って中傷やネガティブ投稿を拡散します、②各種メディア、雑誌、業界紙、動画で誹謗中傷を計画的に拡散します、③フェイクニュースの生成もします、ついでに旦那の評判も地に落とします」なーんて書いてあるんだろうか。フォロワー数の減少やネガティブ記事の数など、効果を数値化して約束してあるんだろうか。
こういうことを仕事にするなんて、なんかとってもカルマに悪そうだ。
バルドーニが雇った会社は、特にSNS戦略の部分をジャレッド・ウォレスという男性に外注している。彼は自分のことを 「Hired Gun お金で雇うことのできる拳銃」と呼び、「Aggressively Protect or Dismantle Celebrity Reputations セレブの評判をアグレッシブに守る、またはぶち壊す」ことを生業にしている男性。SNSを使った組織的なネガティブキャンペーンを展開するプロ、言わせてもらえば、おばちゃんの辞書では最低の部類に属する男性である。凄腕で高額らしく、どおりで、ライブリーをあまり知りもしないおばちゃんでさえ「彼女、感じ悪いねー」と思っていた記憶がある。
さて、ハリウッドの危機管理PR会社の最大手、Sunshine Sachs Morgan & Lyle サンシャイン・サックスを雇って日夜評判の回復に励んでいるのがメーガン妃。最大手を雇って手を尽くしてもまだ評判が地に落ちたままなのはどうしてなの?とAIに聞いてみた(笑)お答え↓
”メーガン・マークルの悪評判の理由は多角的で、Sunshine Sachs Morgan & Lyleがついているにもかかわらず改善が難しい状況にあります。ブランドマーケティングの失敗やNetflix番組の低評価、偽善的な態度、一貫性の欠如などが原因です。PR会社の優秀さや資金力の有無だけで評判が劇的に改善されるわけではなく、根深い評判、本人の態度、行動、メディア環境が複雑に絡み合うために、単純な改善施策は難しいようです。” 厳しいね。
アメリカ大統領選挙に大掛かりな情報操作が毎回関わっていることはもう周知の事実だし、一番最近では、モルドバ大統領選挙にロシアが大金を費やして情報操作を試みたことが明らかになっている。小泉さんのネガティブ報道の急増はそれらに比べればなんともシンプルな手法ではあるがきな臭いことにはかわりはない…んだけどね、上のメーガン妃の例でもわかるように、情報操作だけじゃなく「本人の態度、行動」これも不評の種になっているのは間違いない。
小泉氏、公開討論会で「この件(ステマ事件)は言論の自由や選挙の公正さにかかわり、民主主義を揺るがしかねない事態だと考えます。今後の政治活動において、民主主義と言論の自由をどう守っていくつもりですか」と誠にしっかりした高校生に本質的な質問を受けた。いつものピカピカした美肌でで出した答えは典型的な Word Salad ワードサラダ(まともで真面目に聞こえるけどよーく聞いてみたら内容がないという意味)。
この高校生が指摘した通り民主主義の基盤である言論の自由や選挙の公正さがどんどん脅かされて世界が炎上している今、こんな大事な質問もはぐらかし目先の言い逃れに終始したネポベイビー。このレベルが首相に立候補できる状況っていうのは、ダイジョブなんだろか…以下の発言とかね(汗)

辛口過ぎたかな、海外に住んでいて日本の政治は肌感としてはよくわかっていないことは十分承知の上の完全な私見です。スミマセン。



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