アメリカで、この会社の商品が一つも見当たらない家庭はないというくらい様々な日用品のブランドを抱えるプロクター・アンド・ギャンブル社(以下P&G)。洗剤、歯磨き粉、トイペにおむつ…ビジネス用語だと Brand Integrator ブランドインテグレーター(ブランド統合会社)と呼ばれる経営体系をもつP&Gの通年決算が7月29日に発表になった。純売上高、収益ともに安定した数字だったので発表の日の株価は4ドル上げて終わった。
でもね、来年度の業績予想に「関税によるコストが10億ドル増加する見通し」「値上げは必至」として、早速今月(2025年8月)中旬から、約4分の1の商品に4%から6%の値上げを予定していると発表した。具体的にどの商品かという発表はなかった。10億ドルって1500億円だ。
100%出資の海外法人 P&Gジャパンはパンパースやファブリーズ、Braunなどが売れセンと思うが、アメリカ本国を通ることなく直接製造元から日本に輸入されれば(例えばおむつは中国や東南アジアから)関税の影響はないので値上げはないだろう、と言いたいとこだが、輸入コストの増加や世界的なインフレの影響は避けられないし、アメリカ本国での収益率低下は海外法人含めてグローバルに分散させることが考えられるので、うーん、多分値上がりするんでは…。
コストも削減するようアメリカ本社から厳しいお達しが来るはずなので、ああ、リストラなんてことになりかねない。アメリカ本社はすでに今後7000人をリストラしていく予定と発表している。
値上げ前に買いだめをしておこうかな、と思われる方、以下がP&G傘下のブランドです。Google AIに作ってもらいましたが漏れがないか確認したので間違いはないはず。
(アメリカ)
1. Fabric & Home Care (ファブリック&ホームケア)
- Fabric Care (ファブリックケア):
- Tide: 洗濯洗剤(ポッド、液体、しみ抜き剤を含む)
- Ariel: 洗濯洗剤
- Downy (一部地域ではLenor): 柔軟剤、乾燥機用シート
- Gain: 洗濯洗剤、柔軟剤、乾燥機用シート
- Bounce: 乾燥機用シート、ファブリックケア製品
- Dreft: ベビー用洗濯洗剤
- Cheer, Era: 洗濯洗剤
- Home Care (ホームケア):
- Dawn: 食器用洗剤
- Cascade: 食器洗い機用洗剤
- Febreze: 消臭剤(芳香剤、キャンドルなど)
- Mr. Clean: 家庭用クリーナー
- Swiffer: ダスター、ウェットおよびドライフロアクリーナー
- Fairy (一部地域ではJoy): 食器用洗剤、家庭用石鹸
- Ambi Pur: 芳香剤
- Zevo: 害虫駆除剤
2. Baby, Feminine & Family Care (ベビー、フェミニン&ファミリーケア)
- Baby Care (ベビーケア):
- Pampers: おむつ、トレーニングパンツ、ベビーワイプ(P&G最大のブランド)
- Luvs: おむつ
- Ninjamas: 夜用下着
- Feminine Care (フェミニンケア):
- Always: 生理用ナプキン、ライナー
- Always Discreet: 失禁ケア製品
- Tampax: タンポン
- Just, This is L., Whisper: フェミニンケア製品
- Family Care (ファミリーケア):
- Bounty: ペーパータオル
- Charmin: トイレットペーパー
- Puffs: フェイシャルティッシュ
3. Health Care (ヘルスケア)
- Oral Care (オーラルケア):
- Crest: 歯磨き粉、ホワイトニング製品
- Oral-B: 歯ブラシ(手動および電動)、デンタルフロス
- Scope: マウスウォッシュ
- Fixodent: 義歯用接着剤
- Personal Health Care (パーソナルヘルスケア):
- Vicks: 咳、風邪、インフルエンザの緩和(例:VapoRub, NyQuil, DayQuil)
- Pepto-Bismol: 胃腸薬
- Align: プロバイオティクスサプリメント
- Metamucil: 食物繊維サプリメント
- Clearblue: 妊娠・排卵検査薬
- Prilosec OTC: 胸焼け緩和剤
- ZzzQuil: 睡眠補助薬
- Neurobion, Seven Seas, Sangobion, Femibion, Iliac/Nasivin: (メルクグループから買収、地域により入手可能性が異なる)
4. Beauty (ビューティー)
- Skin & Personal Care (スキン&パーソナルケア):
- Olay: フェイス&スキンケア
- Old Spice: デオドラント、制汗剤、ボディウォッシュ、ヘア&スキンケア
- Secret: デオドラント、制汗剤
- SK-II: エイジングケアフェイスケア
- Native: デオドラント、シャンプー、ボディウォッシュ、スキン&ヘアケア(より自然派志向)
- Ivory: ほのかに香る石鹸
- Safeguard: 除菌石鹸
- Hair Care (ヘアケア):
- Pantene: シャンプー、コンディショナー、ヘアトリートメント
- Head & Shoulders: フケ用シャンプー
- Herbal Essences: ヘアケア
- Aussie: ヘアケア
- My Black Is Beautiful: ヘアケア
- Rejoice: ヘアケア
5. Grooming (グルーミング)
- Gillette: カミソリ、シェービングクリーム、ボディウォッシュ、デオドラント(男性用)
- Venus: カミソリ、シェービングジェル(女性用)
- Braun: パーソナルグルーミング機器(電気シェーバー、脱毛器)
- The Art of Shaving: パーソナルグルーミング製品
- joy+glee: カミソリ、ワックス、クリーム
へええ、これもP&Gやったんか、と驚いたブランドもたくさんあった。我が家はまあ、ゆるくBounty バウンティ(ペーパータオル)とSwiffer スウィファー(ダスター)くらいを買っておこうか?と思っている。ほかは、別に「P&Gじゃなきゃイヤなの!」というこだわりもないので、その時々セールになっているもので買いつなごうかと、そんな感じ。あ、そうだアメリカ版「激落ちくん」Mr. Clean のウレタンスポンジも買っておこう。
日本で売られている商品は、P&Gジャパンのウェブ・サイトの「ブランド」ページに見やすくまとめられています。リンクはコチラ↓

この中でご愛用のものがあったら一つ2つ多めに買っておいて損はないかもです。
もう1社、はっきりと関税によるコスト増を組み込んでいるのがアップル社。関税に備えて4月に飛行機6機分のiphoneを空輸した分の在庫がまだあるのか値上げはまだだけど、アメリカ国内の値上げは時間の問題?アップル製品に一番大きく影響するのは中国とインドの関税だ。
ここ2週間でばたばたと決まったト*ンプ関税、日本、EU,韓国は15%。イギリス10%、インド25%、台湾、ベトナム、スリランカ20パーセント。タイ、マレーシア、フィリピン19%。ブラジル50%(変更の可能性あり)となぜかスイスが高くて39%。メキシコは25%だけど90日間猶予をもらった。中国は未だ交渉中。カナダは交渉決裂で、米国・カナダ・メキシコ協定でカバーされている品目以外は35%と高い。
交渉が成立した国以外は、自動車25%、鉄・アルミニウム50%などが世界一律ですでに課せられている。
新関税以前の平均関税は1から3%だったことを考えると、….なんで?生活コストが上がるだけじゃなくて、企業はなんとか収益率を保とうと経営コストの削減に走る。一番手っ取り早いのはリストラ。賃金据え置き。生活に困る人が増えると世間は荒む、犯罪は増える…。いやーん。
保身と節約に回るしかないんだろか(汗)そうね、ペーパータオルはやめて布ペーパータオル、ダスターは古いTシャツ切って使う…。ま、ちょっとゲーム感覚でトライしてみるか…。



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