イラン攻撃で考えた、ネイティブ英語言い回し

世界情勢・政治

イラン攻撃3日目。戦争の理由や展望について聞かれると、大○領、国務長官、国防長官がそれぞれ違うことを言う。議会の承認を得ずに政権が単独で始めたこの戦争(もちろん違法)、ツッコミどころが満載すぎて一体どこからどこからツッコめば良いのか途方に暮れるが、国民がまったく望んでいないその戦争のコストは税金となって私たちに跳ね返り、完ぺき「ならずモノ国家」になってしまったアメリカがその信用を取り戻すのに一体どのくらいの時間がかかるんだろう。

ネイティブ表現 “A Can of Worms”

この状況に絡んで、ある英語表現が頭に浮かぶ。A Can of Worms ミミズの缶詰 。きちんと缶の中に収まっていたミミズたちが、開けたら最後、うじゃうじゃと這い出してきて収集がつかなくなるという表現だ。「ある行為のネガティブな波紋がめちゃくちゃ大きい」という時に使う。

ハメネイ師という強い命令体系を失ったイランでは、ヒズボラなど民間テロ組織が中東各地で次々に独自に攻撃を開始した。民間テロ組織に国際法は関係なく、ターゲットも政府関連、軍事施設に限らず民間施設、タンカーなどやりたいホーダイ。ホルムズ海峡など原油の輸出ルートは実質的閉鎖。原油価格は爆上がり、ドバイなど経済センターも麻痺状態、中東各国は極度の混乱状態に陥っている。

アメリカ国内にミサイルが飛んでくる心配はないだろうが国内にはスリーパーセルと言われるテロのグループたちが潜んでいるのは周知の事実だし、何よりサイバー攻撃がコワイじゃないの。先日、空爆でドバイのアマゾン・データセンターが破壊された。昨日は各地でアマゾンで「返品」のQRコードが読み込めないと言う事態が発生。それが物理的な破壊によるものなのか、独立のサイバー攻撃によるものなのか発表はない。

イランベースのハッカー集団ハンダラは、イスラエル最大の医療ネットワークのシステムに侵入して監視カメラを乗っ取り、数万人規模の患者データにアクセスしたと宣言。イスラム抵抗勢力グループが証拠としてテルアビブの病院内映像を「ほらね」とネットで公開した。いやーん。

アメリカがイスラエルと協力して、どんなにとんでもないヤツだったとはいえ一国の最高責任者を暗殺しちゃったんだから、やられた方はもうルールも何もあったもんじゃない。なんでもありだ。ね?みんなが用心深く蓋を閉めたままにしていた特大ミミズ缶。あのアホが開けちゃって、そこから這い出てきた問題はウニョウニョと広がって一匹づつ捕まえて缶に戻そうとしてもまた這い出る、そういう状況になっちゃった。中東だけにとどまらないよ。どうなるかね…。

イラン攻撃の真意は?なんて考えるのは時間のムダ

日本でも専門家が「なぜ今イランを攻撃!?」といろんな意見を展開しているが、ははっきり言って時間と脳みそのムダじゃないかと。これに至った歴史を理解するのには役に立つかもしれないが、政権が攻撃の最終決断を下したのは「アメリカと世界の平和のため」なんて理由では絶対にないから。ま、百歩譲って、イランの政権崩壊は決して悪いことではない、っつーのはあるが、結局は、アメ★カ政権、イス○エル、中東諸国の私利私欲と権力への執着が理由だ。イランが無くなってくれたら一番ありがたいのは誰?イスラ○ルと中東諸国、特にサウジだ。それらと金銭的に癒着してるのは誰?

やられる前にやる

昨日ABCニュースのインタビューに答え、ハメネイ師の死亡について聞かれたあいつ、口をすべらせたのは I got him, before he got me.(あいつが俺をやる前にやっつけてやったんだ)。

イランがあいつの暗殺を企てているという噂はかなり前から根強かった。最近は「天国に行きたい」「グッドボーイ(いいコ)でいたいんだ」など妙な発言が相次ぎ、死ぬことをとても怖がっている様子のあいつ。「やられる前にやる」、結局これが一番大きな理由だったんじゃないかと思うがどうだろうか?

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