高市首相の台湾有事発言を海外メディアはこう見てる

世界情勢・政治

もう12月!昨年の今頃は大統領選の直後で胸がざわざわと泡立ってた。1年経った今、予想以上どころか想像を絶するアメリカの変貌ぶり。長かったような、たった1年しか経っていないのがオドロキのような。なんとも混乱に満ち満ちた日々なことよ。

さて、高市首相の発言が発端の、日中緊張をめぐるアメリカでの報道を気をつけて見ている。日本側は否定したけど、㋣が高市首相に対して「中国を刺激したらあかんで」と圧力をかけたらしいとブルームバーグが報じたのが最後、ウクライナ交渉やベネズエラへの攻撃問題で忙しいアメリカではこの件のニュースサイクルは終わっちゃった感じだが、関税交渉で完全に中国に優位に立たれてしまった㋣が日本に「ここはひとつ、我慢しときや」という立場を取っている、というのが一般的な理解である。

日本政府は後でバレるウソはつかないから、外交問題につながる「本気の」アドバイスはなかったと思うが、それに近い軽いジャブ発言はあったかもしれないし、中国との交渉に有利になるよう「なーんとなく日本を牽制しといたよ」と側近がニセ?情報をリークしたとかそういうことではないかと睨んでいる。おばちゃんがここで睨んでも仕方ないんだけどさ(笑)

知っている限り、㋣がこの問題に関して直接インタビューで発言をしたのは一度きり。そのときは

  • 習主席と話した、彼とはいい友達だ(?)良い会話をした。
  • 高市首相と話した、良い会話だった。
  • 世界のあの地域(東アジア一体ね)は大丈夫だろ?

だけ。はい次の質問、という感じで会見はエプスタインだの㋣の健康問題へと移っていった。女性記者を「この子豚野郎!」と呼んだのもこの会見だった(ちなみにこの「子豚」という罵り方はかなりレトロ。もうこんなの誰も使ってない。思わぬところからおトシが露呈した㋣)。

ま、とにかく、㋣自身この件に関してはまったく興味がなさそうで、日本の大手メディアが「発言の真意は!?!?日中関係にどう影響する!?!?!」と長々と分析しておられるのは、はっきり言って無駄だと思います。ただ、㋣が他のことに気を取られている間に中国側がどんどんコマを進めようとしているのは確かなので、報道されないから何も起きていないという錯覚に陥るのはやばいよね。

2日前ほど前、米独立系メディアの最大手でフォロワー560万人のマイダスタッチ・ネットワークが作成したニュース動画を見つけた。弁護士で南カリフォルニア大学法学部教授のベン・マイセラスさんが弟二人と立ち上げたこのチャンネルは、傘下メディア、法律、政治、軍事の専門家、海外メディアが多く貢献していてニュース解説がとにかく早い。ただ、完全にアンチ㋣なので、そのあたりバイアスがあります。

動画のタイトルは「FURIOUS Japan STRIKES BACK at Tr*mp after ULTIMATE BETRAYAL 怒った日本が㋣の究極の裏切りに反撃する」かなりの釣りタイトルです。キャプションをオンにして、設定で「日本語」を選んでご覧ください。

動画では「中国が攻撃したら日本は台湾を守ると発言した」と言ってますがこれは正確ではない。3’00″すぎから中国関係者の過激な発言をまとめてあり、英語で読むとなんか、ますます激しい(汗)シンガポール首相ローレンス・ウォン氏の発言も混ぜて、最大の同盟国日本に対する現政権の外交対応があまりにもずさんすぎる、と言う内容だ。

実は中国の大阪総領事による「汚い首を切る」発言、この動画を見るまで知らなかった。こんな発言したら国外退去だよね!?と思ったらまだ日本にいるんだってね。マジ?しかも中国政府が謝罪していない?そのあたりの意識がもうすっかりアメリカ人になってしまったのかもだけど、おばちゃん、ちょっと信じられません。

子供のいじめに対し「相手にしなければいじめっ子はつまらなくなってやめる」とアドバイスをするか「はっきり堂々と言い返せ」とアドバイスするか。悩むところだけど今の日本政府は前者だね。確かに、勝手に言ってれば?という感じもする中国側の逆上。SNSだけなのかな?一般の中国市民もこんなに本気で怒っているんだろうか?

7’28″から8’22″は広告なので飛ばしてね。

さて、前半のニュースをすっかり忘れてしまうほどびっくりしたのが、8’36″から紹介されている沖縄タイムス記者、阿部岳(あべたけし)さんのX投稿。那覇市内を銃器を装着したアメリカ兵MPがゆっくりとエラソーに徘徊する画像。我が家のアメリカ人夫に見せたら「こんなコトをする資格はないはず」と青ざめていた。これ、ほんとに起きてるの?アメリカ国内では、州兵や迷彩服の連邦職員があらゆる都市を徘徊する風景が珍しくもなんとも無くなったが、まさか日本で。

この国、立ち直れるんかいな。日本やヨーロッパが、アメリカと再びまともな対話ができる日がちゃんと来るんだろうかね…?

 

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