生成AIで「成功した自分」の動画を作って朝夕視聴する、新しい形のビジョンボード!もう雑誌やピンタレストからイメージに合う写真を探して切り貼りする必要はない。情報はぜーんぶAIに Feed フィード(食べさせる)して、「ランウェイを歩いているワタシ」とか「ファーストクラスで世界を飛び回るワタシ」なんかを具体的に画像にしてガッツリ自分の無意識に刷り込む。時々指が6本あったりするかもだが。
もちろんおばちゃんが思いついたわけではなくどこかで記事を読んだんだけど、これってすごいアイデアじゃない!?!?!
AIに「どうやってやるの?」と聞いたところお答えは以下の通りでした(Google AIより)。
- AI動画生成プラットフォームの応用:
- RunwayML (Runway), Luma AI, DomoAI, PixVerse など: これらはテキストや画像から動画を生成する汎用的なAIツールですが、マニフェステーション動画の作成に非常に適しています。ユーザーは理想のシーンの画像をAIで生成し、それをこれらのツールで動画化したり、動きを加えたりすることができます。
- Elai.io, Synthesia など: AIアバターがユーザーの入力したスクリプトを話す動画を作成できるツールです。自分の願望やアファメーションをAIアバターに語らせ、理想の背景と組み合わせることで、よりパーソナルなマニフェステーション動画を作成できます。
- AI画像生成アプリと動画編集アプリの組み合わせ:
- Midjourney, DALL-E 3 (ChatGPT Plusに含まれる), Dreamina (CapCutの一部) など: これらのAI画像生成ツールで、具体的な願望の画像を何枚も生成します。
- Adobe Express, CapCut, InShot など: 生成した複数の画像を、これらのスマートフォンアプリやPCソフトで編集し、BGMやテキスト、トランジション(切り替え効果)を加えて一本の動画に仕上げます。Adobe Expressなどは、AIの力でコンテンツ作成を支援する機能も強化しています。
すでに生成AIを使っている人なら比較的簡単にできる作業のようだが、おばちゃんのような人だと、プロンプトを入れたら勝手に作ってくれるアプリかなにかが必要。探してみたらなんと、まだ存在しないみたいなのよ?以下の答えが。
「特定の「AIビジョンボード」アプリ(登場し始めているコンセプト)は、Redditなどのスタートアップアイデアのフォーラムでは、「AIが画像を生成し、そこに自分のアバターを挿入できるマニフェステーションアプリ」のコンセプトが議論されています。このような特定の目的を絞ったアプリも今後さらに登場する可能性があります。」
ほほう、まだ検討の段階のようですな。これを読んでいる起業家さんたち、考えてみられてはいかがですか?
引き寄せの法則は、以前は同名の本がベストセラーだったこともあって Law of Attraction ロー・オブ・アトラクションと表現された(Attract アトラクトは、恋愛感情を持っている相手に I am attracted to him.(彼に惹かれているの)という使い方ができるように「魅了する」という意味で、恋い焦がれるように強い気持ちを抱いている対象を磁石のように引き付ける Law 法則ということでその名がついた)。
「引き寄せる」概念の方はすっかり定着したが、この言葉、スピリチュアル臭が強すぎる?のか、Old-Fashioned オールドファッションド(古くさい)すぎるのか、口当たりの良い言葉で言い換えられている。
スポーツ選手だと勝った自分の姿をまぶたの裏に強く焼き付ける Visualization ビジュアライゼーション(イメージ化)、一般人(?)だと Manifestation マニフェステーションという表現がよく使われる。Manifest マニフェストは「はっきりと形になって現れる」という意味なので、その名詞形で夢を現実のものとする、という意味だ。
超・現実的なアメリカ社会で一見浸透しなさそうな「引き寄せ」の概念だが、無意識に働きかける効果や重要性が脳科学の分野で証明され続けていることを受け瞑想とともにガンガン広まって、今では「マニフェステーション」という言葉や概念を知らない人はまずいない。「イメージを現実化する」マニフェステーションは、特にミレニアル世代の間では「え、やってないの?」というくらい一般的と言っても過言じゃないみたい。
Spotify スポティファイやアップルミュージックには Manifestation Playlist マニフェステーションのためのプレイリストというのがプロ・アマ作成あわせて何万もあって、GoogleAIにいくつくらいあるの?と聞いたら「数え切れません」とお返事が来た。アップビートな音楽だけのものもあれば「私はできるわ」「思いどおりの自分がやってくるのよ」など Affirmation アファメーション(自分にかけるポジティブマントラ)が入ってるものもある。スマホのアプリもたくさんあって、「仕事」「恋愛」「お金」など各種状況に対応できる総合版サブスクから、「成功とお金を手に入れる」に特化した物もたくさん。
結局一番引き寄せたいものは成功とお金じゃん?ということで、きれいごとは全部すっとばして「お金」を強調しているアプリ BELIEVE ビリーブ はサブスク料金が1年間80ドル。世界で1億3,300万回以上ダウンロードされている大人気の瞑想アプリ「Calm」や、ヨーロッパで特にダウンロードが多い「Headspace」が年間70ドル。このBELIEVEだけ少し高めに設定されているというのは差別化、優位性、効き目を示唆していてさすがに「お金」特化だけあってうまいマーケティング。サブスク数は非公開だが、利用者レビューは星4.9で、1000以上の「催眠トラック」は聞くだけで無意識にふかーーーーく働きかけて「お金に対する考え方のブロック」を外してくれんるだそうだ。

自分の声でアファメーションを録音して朝夕聞き流す形式のアプリもある。
昭和なおばちゃんは引き寄せ関係と聞くと、静かにイメージを浮かばせて、キモチを集中させて、瞼の裏にえがいて…とついテクノロジーとは真逆の方に思考が飛ぶんだが、きっと忙しい時代にそんなの時代遅れ、アプリでもAIでも自分の無意識に働きかけてくれるツールなら、躊躇のブロックを外してガンガン利用する…あ、若い世代にはそんなブロック自体存在しないか。
AIに人生相談をしたりお友達になってもらうのは少し前なら「ン?」という感じだったが、それを良しとするか否かの議論は別として、だんだんふつーのことになってきた。心理学の博士号を持ち、セラピーを生業としている知り合いと「繰り返し見る夢」の話になった時、彼女が「じゃあGoogle AIにきいてみよっか」と言っておばちゃんの夢の要約をスマホに向かって語りかけた。冗談半分で、しかもAIのお答えが結構説得力があったというのを差し引いても「なんだかなあ」感は拭えなかった。
だけど、このAIのビジョンボードというのは、どうよ、おばちゃん的に100%「すごい!いい考え!」と膝を叩いた。思えば、ピンタレストに好きな写真を貼り付けるようになったころからビジョンボードのデジタル化は進んでたんだよね。20年以上前じゃん。自分で動画作っている人はすでにたくさんいるはず。底辺広げてAIオンチ系の人にもできるよう、ぜひビジネスになってもらいたいもんだ。
ここまで書いて思ったのは、同じ引き寄せと言っても日本とアメリカでは、受け入れ方と応用の仕方が微妙に違う、ということ。言霊文化の日本人にとっては、引き寄せはなんつーか生活に深く染み付いてる系のコンセプトで敷居も低いが、アメリカだと「学習・実践」して「活用」すべきコンセプトであり、その辿り着く先には「成功」というきらきらのアメリカンドリームがちらついている。
次回のブログではそのへんを深堀りします。



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